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zoom RSS ボナンザ先生に将棋を教わる

<<   作成日時 : 2009/02/25 01:44   >>

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'ボナンザ' はアマチュアが開発した将棋の対戦プログラムだ。
フリーソフト版はダウンロードできる。

コンピューター将棋選手権に突然参戦し好成績を残し驚かせたこのソフト、アマチュア名人戦に参加したところ、各都道府県代表に2勝しベスト16までいった。

さらにトップ棋士、渡辺竜王と平手で対戦し、そこそこ善戦した。
勝った竜王は局後に「うかうかしていられない。油断していたらやられる」と語った。

私もためしに数局指してみたところ、ころころと負けてしまった。
Bonanza Version 1.0 の将棋倶楽部 24 でのレートは約 2400 だそうだ(Pentium4 2GHz,一手平均 18秒)。
アマチュアのトップクラスと互角といってよいだろう。
ちなみに私はアマ四段でレートは 2200程度だから、Ver 2.1 相手に負け越すのはむしろ当然なのだ。
驚いたことに、このソフトの開発者(東北大学の学生と聞いた)は将棋があまり指せないとか。
ルールから導かれた独自の理論に基づきプログラミングを行ったとしたら、ある種の天才を感じる。

さて、肝心の勝負内容だが、pc相手に頭にくるほど読みを外される。
ここらが、今までのpcソフトと大いに違う点だ。

ボナンザはその指し手から察するに、独特の価値観の持ち主だ。
飛車や角を序盤から中盤にかけていきなり捨ててくることもある。
pcにとっての形勢判断に駒得という明快な要素(概ね正しいことが多い)を重視することが多い中では珍しい。
しかし、その後の小駒を使った反撃がネチネチといやらしい。
こうした攻めは遅いのだが、慌てて決めにいくと渡した駒で厳しい反撃を食う。
将棋は優勢になってもそのまま勝ちきるのは難しいことを思い知らされる。
先に駒得をしているため大事にいこうという人間心理がマイナスに働くのだ。
ネット上で「人間指し」の疑いをかけられたというのは、心を見透かすようなこうした指し回しに起因するのか?

しかしボナンザ同士の対戦を観察するうちに少し手の内が分かってきた。

まずこちらの玉は固めておき詰めろ(一手すき)をかかりにくくしておく。
ボナンザは詰みはもちろん詰めろをかけるのがうまいからだ。
その後、少し駒損をしてもいいからボナンザに先制攻撃をして玉型を悪くしておく。あるいは駒損しても良いから、小駒で包囲してプレッシャーをかけておくと、受けに窮してやけくそのような突撃をかけてくることがある。普段、人間相手に自分がしているような攻撃をやられると弱いらしい。

ということは、私はボナンザから将棋を教わって、少しは上達したことになるのだろうか。
一昔前の将棋ソフトとは関係が逆転しているのだ。

最近は真剣に指すと勝率3割くらいはいける。
(テレビを観ながらでは、たちまちやられるので注意)

この優れたソフト開発の原動力が CPU の並列処理といったマシンパワーの増大ではなく、ルーチンの画期的な改良という人間の頭脳の成果だというのが嬉しいではないか・・・とこれぐらいの余裕を見せておきたい。


追記:
最近はボナンザ Ver.3 と対戦しているが、正直手に負えない強さである。
たまにしか勝たせてもらえない。
このソフトに勝ち越せるアマチュアはいるのだろうか?



BONANZA 3.0 Commercial Edition
マグノリア
2008-03-14


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