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zoom RSS ノーベル賞は有機化学の鈴木先生

<<   作成日時 : 2010/10/08 00:18   >>

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ノーベル化学賞は“スズキカップリン”の鈴木章先生(北海道大学)と根岸英一先生だった。

これには驚いた。

北大には私も何年かいたのだが、都会の人から見ると随分とのんびりした大学だった。
正直、ノーベル賞を獲れる人がいたなんて思わなかったのだ。

“スズキカップリング”の名前だけは有名だが、NHKの解説で初めてその内容を知った。
ご両人が人類に相当貢献されているのは確かだ。

テレビはここぞとばかりに、
「日本人に夢を与えた」
「日本の科学技術の高さを裏付けた」
「若者の理科離れにストップを」
等々の美辞麗句を並べる。

しかし、数十年間の努力の結果、80歳になってようやく世に名前が知られるという「夢」でどれほどの人間が、理系の道を目指せるというのか?

しかも、赤字国家である日本が教育・研究費を削っているほとんど唯一の「先進国」であるのは紛れもない事実。

へらへらして、受賞者にお祝いを言う首相や文科大臣に「夢を追えと言うなら、予算を減らすなよ」と言ってやる奴はいないものか?

同じく化学賞受賞者の下村先生は「3〜40年後にノーベル賞級の評価を得られるような仕事をしなさい」という。

下村先生の若かった頃は良い時代だったと思う。
実験ツールは発達しておらず、研究のスピードは今ほど速くはなかった。

だからこそ、実験をしばらく休んで、一家総出で日がなクラゲ獲りをしていられたのだ(本人談)。

しかし、この時代にそんな酋長なことは許されない。
(当時でも、かなりの変人だったと思うが)

大学は法人化され研究費は競争的に獲得しなければならない。
しかも、3年かせいぜい5年で結果を出さなければならないのだ。

そのために、成果の出そうな分野に研究費は集中投下されている。
(自分も恩恵を受けているので、でかいことは言えないんだが)

というわけで、ノーベル賞は巡り合わせだと思う。

1960-70年代という、サイエンスの命題が多く、実験速度もさほどではなく、海外渡航がようやく自由化された時代の「夢」の産物が今評価を受けているのだろう。

浮かれるな、日本人!

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