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zoom RSS 『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンがすごい

<<   作成日時 : 2011/10/05 23:21   >>

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この映画は、女優ナタリー・ポートマンの代表作となるだろう。


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内容は完璧なバレリーナを目指すダンサーが精神を病んでいく過程を描く。
心理的なホラーといってよいが、映像はスピード感がありスタイリッシュだ。

予告画像からもその片鱗がみえる。



ただし、その映像も主人公の心の不安定さを描くための手段である。
いたずらに奇をてらったり、どぎつかったりするわけではない。

それでも性的な会話と幻想シーンが多いためか、R15指定となっている。

単に映像美だけでなく、ナタリー・ポートマンの熱演は絶賛に値する。

ナタリーは、劇中の台詞「清純な白鳥は演じられても、魔性の黒鳥は無理」を地でいくような女優だった。

しかし、この映画では今まで演じてきた優等生イメージを一新するかのようだ。

だからといって、特別エロティックなシーンがあるわけでなく、自身が脱ぐわけでもない。

その演技の質が、今までとはまるで異なるのだ。

幻影に怯えるシーンもそうだが、母親の顔を伺いおどおどする様子が異常にリアルだ。

バレエシーンも特訓を受けて自身で演じたというが、隠れた努力が感じられる。

「清純派がヌード写真集出して脱皮を図る(?)」といった日本流のけちな話題作りとは格が違う。

映画は、ほとんどが夜とバレエの稽古場のシーンだが、冒頭から最後まで緊張感に満ちている。

セリフがある役はわずか5人だが、妖怪じみた母親(往年のセクシー女優バーバラ・ハーシー)、女好きのバレエ監督(クリムゾンリバーのヴァンサン・カッセル)、奔放なようで実は良い人なリリー(ミラ・クニス)など皆巧く、全員バレエ業界の人に見える。

驚いたのはウィノナ・ライダーが「主役を追われて去るお婆さんバレリーナ」を演じていることだ。
これが真に迫っていてまた驚き(実は最後まで気づかなかった)。

ウィノナもナタリー同様、ロシア・東欧系の血を引くユダヤ人で、子役時代から有名だった。
ただ、ハーバード卒でインテリ感漂うナタリーに比べると、自然にどこか崩れた年相応の中年女になった感じだ。

監督は、これも若干崩れたインテリの雰囲気を漂わせるダーレン・アロノフスキー。

『ブラック・スワン』はラストシーンの言葉が示すように芸術の完成を巡る話でもある。

誰でも思い出すのが同じくバレエダンサーをテーマにした往年の映画『赤い靴』であろう。



YouTUBEのコメントでは『赤い靴』の方が良かったなどという懐古趣味の感想も見られる。

しかし、『ブラック・スワン』は立派な映画である。

この映画の俳優や演出家は、バレエやその世界の人間をよく観察していると思う。

『はやぶさ』のように科学者を愚かなピエロのように描いている日本映画の関係者に少しは見習わせたい。

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