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zoom RSS 「邪眼」を信じるか?

<<   作成日時 : 2012/04/22 23:21   >>

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「みんぱく」 こと国立民族学博物館 の展示が新しくなった。

ヨーロッパコーナーは、今まであまりに貧相だった。

改装でかなり良くなったものの、どこか物足りない。

やはり、キリスト教文化の紹介やミシンの展示(なぜ?)では、お行儀が良すぎる気がする。

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ヨーロッパのなまはげ? (↑)

アフリカの奴隷貿易や内戦、アジアのごちゃごちゃした多神教に比べると、ますます明らかだ。

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アジアでは、こういった禍々しいものには事欠かない。

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興味深かったのは、午後からのセミナー「邪視とカメレオン」だ。

「邪視 (evil eye)」とは「邪眼」ともいい、他人を妬みのこもった目で見ること。
人や家畜を不幸にする力を持ち、ヨーロッパからオリエント世界、特に現代でもアラブ圏で一般的らしい。

イスラム教徒だけでなく、アラブ圏に住むキリスト教徒・ユダヤ教徒も「邪視」を信じているという。

ギリシャ神話に登場するメドゥーサは、その極端な想像の産物だろう。

迷信としか思えないような話だが、近代教育を受けたアラブ人も「邪視」だけは信じるという。

なんでもアラブ世界の衣装や女性が身に着けるアクセサリの多くが「邪視対策」なのだそうだ。

エジプトの遺跡から出てきた「ホルスの目」、女性の隈取りの様な化粧も邪視を跳ね返すためという。

そういえばエジプト土産に目のアクセサリをもらったことを思い出す…

ところで、これに似たものは日本には見当たらないらしい。

なぜか?

その理由は語られなかったが、「邪な視線」という単純な攻撃は一神教特有のものではないか?

インドやアジアという多神教地域では呪いの方法もバラエティに富んでいて、対抗する魔除けもさまざま。

目のステッカーを張ったり、厚化粧で防げるような単純なものではない…?

これは、何の根拠もない仮説である。

ちなみに、講演タイトルに入っている「カメレオン」とは、アラブの縁起ものだそうだ。

カメレオンを見た人は「今日は縁起がいい」と言って喜ぶのだ。

こうした単純さも「砂漠の民」、一神教信者の特徴なのか?


革命と独裁のアラブ
ダイヤモンド社
佐々木良昭


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