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zoom RSS 『平清盛』 終わっちゃった

<<   作成日時 : 2012/12/24 00:03   >>

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NHK 大河ドラマ『平清盛』 が終了した。

視聴率は振るわないままだったようだが、私はそれなりに評価している。

初回の清盛誕生のエピソードから平家滅亡まで凄惨で人が多く死ぬドラマだ。

最終回では、義経討伐まで描かれ、頼朝の言葉で鎌倉幕府成立以降まで言及される。

いわば、「武士政権誕生の歴史」を描いたドラマであり、今まで以上に大河ドラマにふさわしい題材だ。

殺伐とした時代を舞台にしているから殺伐としたドラマになるのは当然。

しかも制作者の意向か、当時のリアルさ(街並み・服装 等)をある程度再現している。

使用される言葉も「王家のイヌ」など、あまり耳慣れない。

腑抜けたホームドラマ的大河ドラマ(『篤姫』、『江』)に慣れた視聴者にはハードだったろう。

実をいうと、私にとってこれほど勉強になった大河ドラマはまれであった。

「保元・平治の乱」など、名のみぞ知るだったが、どのような戦いだったかはこのドラマを通じて知った。

源氏と平氏の因縁についても、歌舞伎の『義経千本桜』に描かれている関係が繋がった。

「平治の乱」で父親はじめ一族が追討される中、なぜ頼朝が助けられたのか。

歌舞伎で頼朝を助命嘆願したとされる重盛とはどのような人物だったのかも描かれた。

重盛役の俳優が好演で、彼の早逝で平氏が傾いていく様子が分かりやすかった。

しかし、肝心の主役 松山ケンイチは、TV族に知名度が低く損をした。

老人になってからは妙に生き生きしていたが、若い時代のキャラクタ設定が「愚かな青年」過ぎて、父親の中井貴一などに食われっぱなしだった。

視聴率だけを問題にするなら、主役を源義朝役の玉木宏か福山雅治が演じれば、簡単に上がったかもしれない。

一方、白河院・鳥羽院の確執ぶり(伊東四郎・三上博 怪演)や出家前の西行のエピソードなど秀逸なものの、抽象的な題材がお茶の間には馴染まなかったか?

かなり「視聴者を選ぶドラマ」であったのは確かだ。

最終回は生霊となった清盛がかつての親友 西行法師と語るという幻想的演出。

私はこういう割り切れない描き方が嫌いではない。

一方で、頼朝ナレーションで平氏各々の運命も語られるのですっきりする。

ただ、福原(神戸)は清盛が強引に遷都してすぐに見捨てられた「幻の都」ということで、神戸周辺の観光客誘致にあまり結びつかなかったのは事実。

ドラマの「悪評」とはこんなところからも来ている可能性がある。

来年の 大河ドラマ『八重の桜』 は、おじさんのアイドル綾瀬はるか主演。

会津と京都(同志社)が舞台だから観光効果も見込めるが、『清盛』の反動で生ぬるいドラマにならないか心配だ。


NHK大河ドラマ《平清盛》サウンドトラック
日本コロムビア
2012-02-01
V.A.


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