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zoom RSS ある意味国辱的な『ウルヴァリン SAMURAI』

<<   作成日時 : 2013/09/24 22:51   >>

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前作 『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』 は、結構楽しめる映画だった。


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子供向けな X-MEN シリーズの中ではダークで意外性もある。

脇役もそこそこ活躍し、ラストでは安易なハッピーエンドに流れない。

争いの遠因が能力の違う兄弟の確執というのも一面リアルだった。

(ちなみに、原題は ZERO ではなく ORIGINS; 原点 である)

それに比して公開中の 『ウルヴァリン SAMURAI』 は、結構なトンデモ映画であった。

(原題は単に "The Wolverine")

超能力を持つミュータントという非現実的なストーリーだから、ある程度は目をつぶる。

しかし、突っ込みどころ満載で何から書いたらいいのか分からん。

冒頭、長崎の原爆投下時のエピソードは悪くない。

ウルヴァリンって日本で捕虜だったんだ、と親しみもわく。

一方で、現代の米軍・特殊部隊と戦う男が旧日本軍に捕まるかねえ、と不信感もぬぐえない。

その後、話は現代に飛ぶ。

日本刀を持った女の子ユキオ(三島の影響?)が出てきて超人的な能力を見せる。

彼女はミュータントではないようだが、見かけも含め「東洋の神秘」という扱いだ。

唐突に日本に連れて行かれたウルヴァリンは旧友に再会を果たす。

老いた大富豪である彼はまもなく死ぬが、その孫とウルヴァリンがすぐに恋に落ちる展開。

ここまでのシリーズでは、一般人との色恋がなかったウルヴァリン。

極東の島国で羽を伸ばしたのか?

日本人モデル TAO 演じる孫娘は、かなり地味な女性で不幸のオーラが漂う。

目の吊り上がった「西洋人の見た 東洋美女」でないのは好感が持てるが、女優としてあまり華はない。

語学の問題さえなければ、松下奈緒とか万人受けすると思うんだが。

TAO の父親シンゲン(エッ?)が真田広之だが、かなりかわいそうな扱いで、よく引き受けたなという感じ。

正直、人間的には良いところが一つもない。

というか、この映画には、まともな日本人が登場しない。

キャラ的に良いのは、前述の女子二人ぐらいで、男は全滅に近い。

前半、日本人同士で話す際は日本語だが、めんどくさくなったのか後半は英語になるといういい加減さ。

ウルヴァリンは言葉の通じない国で孤軍奮闘だが、その敵が忍者とヤクザ!

昼間からミュータントと忍者軍団と全身入れ墨の分かりやすいヤクザが激突するのだ。

東京タワーの足下で銃が乱射され矢が乱れ飛ぶここは法治国家か?

よく考えると、今回ウルヴァリン以外にほとんどミュータントは登場しない。

ミュータントの女性博士も小賢しいだけで能力はあまり高くないようだ。

にもかかわらず、ウルヴァリン苦戦で、ある意味、忍者−ヤクザ軍団はすごい。

だからといって、観ていていっこうに愉快ではない。

むだに裸になる入れ墨ヤクザは、見かけも言葉も下品で不快感しか覚えない。

忍者軍団の親分は日本語がたどたどしく、どう見ても日本人ではない。

頼むから日本人(もしくは日系人俳優)使ってくれ。

リアルに街中でロケしたのが裏目に出て、通りすがりの人たちが無関心・無反応。

東京ではしょっちゅうドラマロケして芸能人を見慣れているのか、周りでばたばた人が倒れても知らん顔だ。

ある意味、現代の日本をドキュメンタリー的に知ることができる。

最後はアニメから出てきたようなロボットのおまけつき。

NINJA-YAKUZA-ROBOT が新たな日本の象徴なのか?

フジヤマ-ゲイシャの方がまだましかも。

ラストで薄幸のマリコを置いてユキオがウルヴァリンと一緒にアメリカに行ってしまうのはなぜ?

エンドクレジットと思い席を立つ客も多い中、おなじみさん登場で唐突なラスト。

適当な脚本と特撮の多用で最後までごまかした映画だった。

『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』は、特撮を大量に使ってもあくまで主役は人間だったのと対照的。

同じくアメコミ原作ながら徹底してシリアスな 『ダークナイト (The Dark Knight)』 『ダークナイト ライジング (The Dark Knight Rises)』 と一連のバットマンシリーズを観た後ではなおさらだ。

X-MENはどちらに向かっていくのだろうか?

もうどうでも良くなってきたが。

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