観たい・聴きたい・読みたい

アクセスカウンタ

zoom RSS 消化不良な『かぐや姫の物語』

<<   作成日時 : 2013/11/24 09:39   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

『竹取物語』を知らない日本人は少ないが、おもしろいと思う人間はあまりいないだろう。

この「日本最初の小説」は、理由も告げず月に帰っていく娘を描いた「不条理小説」でもある。

アニメーター高畑勲が 『かぐや姫の物語』 でこの問題に決着をつけることを期待して観に行った。

結論からいうと、特に新しい解釈はなく 2時間半を過ごし、正直少し疲れた。

私も含め、なにか納得できない顔をして帰る客が多かった。

かぐや姫が生まれたいきさつや「月の世界」の秘密は明快には示されなかった。

(公開中なのでストーリーは詳しく述べない)

映画館初日の客層はほとんどが大人で、ただの日本昔話を期待していたわけではないので残念だった。

それにしても、ポスターにある「姫が犯した罪と罰」というのは少し思わせぶり過ぎないか?

かわいいエピソードの積み重ねだけでなく「かぐや姫」そのものの存在に関する骨太のストーリーが欲しい。

田舎でのサイドストーリーは生き生きと描かれているが、まず「姫」を皆自然に受け入れるものか?

竹から産まれてあっという間に成長し月に執着を示す「姫の異常さ」は妖怪並みなのである。

しかし、「姫」は愚かだがいい人に囲まれ、普通に成長していく。

ダークさを垣間見せるが、周りはのほほんとしていて、「姫」一人のキャラクタの問題に過ぎない。

これでは、個人の思想・信条を超えて世界観を打ち立てるにはほど遠い。

私は『オズの魔法使い』に対する 『ウィキッド (Wicked)』 のようなストーリーを期待していたのだ。

劇団四季の『ウィキッド』は こちら


ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
2008-07-23
劇団四季


Amazonアソシエイト by ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



『ウィキッド』を観た後では『オズ』の世界観が変わってしまうように。

それにしても、『かぐや姫』の最後に出てくるあれは何だ? と言いたくなるのは私だけではないだろう。

その姿や久石譲のお祭り風音楽(サンバカーニバル?)がフィナーレにふさわしいとは思えない。

『かぐや姫』公開前にNHKなどで高畑監督の特集が組まれ、技術的な斬新さが宣伝されていた。

意識してかどうか分からないが、映画の内容には踏み込んでいなかった気がする。

確かに映像に目新しさはあった。

声優でなく豪華俳優を起用しているが概ね好演。

だからといって、本作の存在価値はどこにあるのか?

他の方々の意見をお聞きしたいものだ。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
消化不良な『かぐや姫の物語』 観たい・聴きたい・読みたい/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる