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zoom RSS 早生まれが自殺しやすい?

<<   作成日時 : 2015/10/24 09:13   >>

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最近、少し驚かされた論文がある。

日本の社会では、青年期(15-25歳)に自殺する確率が早生まれ(1-3月誕生)で高いというのだ。


解説


「早生まれの子どもは同学年の他の生子ども比較して身体的・精神的発達が相対的に遅い]

「したがって、学業やスポーツの分野で不利な立場に置かれる」

これは事実であるが、成長するに従い、その能力差が「個人差」になっていく。

ある程度成長したら(例えば小学校高学年)、生まれ月によるさまざまな統計有意差は無くなると思える。

ところが、論文中のグラフでは、生まれが4月初頭で自殺率が不連続に変化する。

これが本当なら大変興味深いが、このグラフは恣意的に作成されており注意が必要だ。

日本で同学年中の生まれが1-3月なのは次年だから、本来は1-3月はグラフの右側に描かれるべき。

実際そうしてみると、4月生まれから緩やかに自殺率は上昇し、12→1月に顕著に増加しているように見える。

(図の改編に当たるので、ここには示さない)


本論文は統計事象を扱っているが、肝心の「なぜ1-3月生まれで自殺が増えるか?」には解答がない。

若年期の体格・知力に差があった時代にその後にも残るような精神的圧迫を受ける。

-同級生に「チビ」扱いされて性格が内向的になる。

-運動部に入部当初レギュラーに選ばれにくく、コンプレックスに陥る。

などはあり得るかもしれない。

一方で、「あの子は早生まれだし」と周囲に甘い目で見られることもあるだろう。


精神的な要因以外で自殺に結びつくのはなにか?

早生まれの受験浪人率(あるいは現役合格率)に、生まれ月の影響はあるだろうか?

もしあるなら、大学受験で失敗で浪人率が高まり自殺要因となることもあるかもしれない。

もちろん高校生になれば体格・知力の差は消えているはずだ。

しかし、小学校入学時(ちびっこ時代)のスタートダッシュでつまずいたことがその後に影響しないとは限らない。

一方で、周りで聞いてみても、「子供が早生まれで、小さかった・理解が遅かった」等はあまり聞かない。


生まれ月が青年期の自殺率にまで影響を与えるなら社会的な問題と言える。

「自分は4月以降に出産したい」と考える人間が出てきてもおかしくはない。



さて、私の誕生日は8月31日で、日本ではどうということはない。

しかし、9月に新年度開始の欧米では年度の最終日、つまり日本の3月31日に相当する。

こうなると、他国で自殺と早生まれの関係がどうなっているのか気になる。

日本では4月始業開始だから1-3月の3か月が早生まれだ。

ということは、アメリカなど9月開始の国では、6-8月が「早生まれ」なのだろうか?

「6-8月生まれで自殺者が高い」 とはならない気もするが、継続的な研究を待ちたいところだ。


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