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zoom RSS その夢に点火しろ!

<<   作成日時 : 2015/11/11 00:03   >>

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電車の吊り広告で珍しくしゃれたコピーを見かけた。

画像



評判のドラマ 『下町ロケット』 の原作の宣伝だ。

池井戸潤の原作は、今やドラマ界の救世主ではないだろうか。


阿部寛演じる佃製作所(下町の精密機械会社)社長は、キング牧師ばりに「おれには夢がある」が口癖。

そして従業員の多くが洗脳され、社長の「夢」を叶えるべく真面目に頑張る。

もっとも、決して過酷な職場ではなく、彼らが楽しそうに働いているのは救いであり、そうあって欲しいと思わせる。

ここでは、(大)真面目な人間が報われるというテーゼが打ち出されている。


そこに登場するのが、ある意味「悪役」の大企業、杉良社長率いる帝国重工業。

いまどき「帝国」を名乗る時点でどうかと思うが、業務内容からいって三菱重工か東芝がモデルだろう。

『天空の蜂』 の錦重工業みたいなもの)


この「帝国」から佃製作所の技術や財務をチェックしにきた社員が権威をかさにネチネチと佃社員をいじめる。

「貴様、誰に向かって言っている」

「下請けの分際で何様だ」 等、暴言の数々。

こんなチンピラ社員が仕切っているんだから、ろくな会社じゃないだろうと視聴者は反感を覚えるはず。

それにしても、会計状況を見た輩が、「こんなもん、お前らが紙と鉛筆舐めて作ったんだろう」

に対して、

「ほう、帝国重工さんではそうやって作るんですか?」

という返しには爆笑。

ユーモアは武器になるという例を示したドラマは日本では珍しい。


視聴者がすっかり佃びいきになったところで、番組最後は恒例の社員の大宴会。

なんか、1970年代に森田健作が出ていた青春ドラマのようだ。

このテンションいつまで続くかと思っていたら、次回は最終回(ロケット編)らしい。

いったいどうなるのかと気になって仕方ない私も佃びいきになってしまったのか?


最近の大学生の安全志向と売り手市場で、就職戦線は大企業志向が顕著らしい。

しかし、意義ある仕事をする優良中小企業に目を向けるのは悪いことではない。

一方で、ブラック企業と呼ばれる業者の多くがワンマン経営の中小企業であることも忘れてはならない。

吉川晃司演じる帝国重工の部長がそうした会社の跡取り息子で苦い思いをしたという設定はうまい。

おかげで単純理系おバカな「阿部社長」より役柄に深みがある。

かつての悪童もいい俳優になったものだ。


『天空の蜂』 同様、アイドルや素人でなく舞台中心の地味な俳優を使っているのも、このドラマの特徴だ。

地道な仕事に精を出す役柄には地道な実力派がふさわしいのであろう。



下町ロケット (小学館文庫)
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2013-12-21
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