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zoom RSS スロームービー? 『Mr. ホームズ』

<<   作成日時 : 2016/04/03 07:51   >>

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『Mr. ホームズ 名探偵最後の事件』 は、今また流行の兆しがあるシャーロックもの。

しかし、TV シリーズやこれまでの映画とはかなり趣が違う。


名優イアン・マッケラン演じるホームズは、終戦まもなく原爆投下後の広島に降り立つ。

歩いている人々や焼け跡は少し不思議な光景だ。

真田広之とその父親のエピソードも取ってつけたようだが、いずれも日本に悪印象は感じない。


しかし、肝心のホームズ先生は 93歳で、体力の減退に加え記憶力もかなり怪しい。

はっきりいってヨボヨボだが、コカイン中毒で危ない橋を渡ってよくここまで生きたとも思う。


30年前に解決に失敗した事件を機に引退したのだが、回想シーンでもかなりの老人だ。

その最後の事件の内容は結構たわいない。

「妻(夫)の様子が変なんです」と相談に来る若夫婦はホームズものの定番。

しかし、ある種のコミュ症であるホームズは、それ故か依頼者を救うのに失敗する。

結局、30年前の謎は解けたが、今さら知っても遅いという内容だった。

ホームズものを数多く読むと過去の失敗をいつまでも悔やむキャラではない気もするが、それでは物語が成立しないだろう。


むしろ、映画ではホームズの現在の生活と心情がストーリーの中心になっている。

それはまさに「スローライフ」。

実に優雅な生活ぶりだが、長年ミツバチを飼いながらスズメバチの知識がないのは変?


恰幅の良い家政婦を演じる ローラ・リニー はかつてのセクシー美人女優。

私も彼女の主演作を観たことがあるが、なにか時代の変遷を感じる。


「ワトソンに創作されたホームズの真の人間像」を描くのは過去に類例がある。

その中でも、島田荘司の『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』はおもしろい。


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こうした「実録探偵もの」には一定の支持者がいる。


ホームズも最近の作品ではスタイリッシュなヒーローに描かれているので、飽き飽きした人にはいいかも知れない。


それにしても、スローライフを描いたスローテンポな映画だった。

2時間の内容があと30分短ければ、美しい田舎の風景ともどももう少し没入できただろう。

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