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zoom RSS 『ダウントン・アビー』 ついに完結 1/2

<<   作成日時 : 2017/07/24 00:34   >>

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英国のTVドラマ『ダウントン・アビー (Downton Abbey)』 最終シーズンが地上波で完結した。

私は衛星放送が観られないので、今夜まさにフィナーレを知ったのである。

それにしても無駄に長い「最終回スペシャル」でなく、あっさりと終わったのが英国らしい。

(続編がいくらでも作れそうな気がする)


さいわい、Amazon Prime でシーズン 1-5 が完全に視聴可能になっている。

おかげで今日に至るまで、じっくり観させてもらった。

何シーズンか前(つまり数年前)のエピソードが、後に影響するので放送順に観る必要がある。

特にシーズン 1-3 を順番に観ないと、登場人物の後の行動に説明がつかなくなる。


ドラマの細部は ダウントン Wikia に任せるとして、いくつ書いておきたい。


1)滅びゆく貴族の運命を描く大河ドラマ


英国の伝統ある 限嗣相続制度 では、貴族階級の財産は容易に分割できず血縁男子に一括して相続される。

娘に外から婿養子を迎えて男の孫が産まれても相続できない(男系のみ世襲)。


しかし、19世紀のヴィクトリア女王は女性で王権と財産を継いでいるのだから、おかしいともいえる。


この封建的制度のおかげで伝統が守られた面もあるが、おかげで一族は苦労することになる。

ダウントン・アビーは1912年から1925年という微妙な年代の話なのだ。

ちなみに英国で女子(21歳以上)に選挙権が認められたのは1928年 であった。


さらに、ロシア革命で民衆に「人類平等」の気運が高まる。

一握りの人間が生まれつきの階級をもって富と地位を支配することの矛盾が暴かれる。

グランサム伯爵であるロバートや長女メアリーが使用人に対して立派に振る舞うほどそれは明らかになる。

そんなに立派なキリスト教徒なら、なぜ神のもとの平等に疑問を抱かないのか?と。


第3シーズンで登場する伯爵夫人の母親であるアメリカ人(演:S.マクレーン)が象徴的。

英国貴族から玉の輿結婚を申し込まれ「あなたたち滅びゆく階級に興味ない」と言うのだ。

若者でなく、肩書きに目がない(と思われる)アメリカの老女に言わせたことが貴族階級の凋落を表す。


この時代の少し前までアメリカの成金が娘を没落しかけた英国貴族に嫁がせるのが流行っていた。

貴族は財産目当て、アメリカ人は地位目当てで一種の Win-Win であった。

英国の象徴のような宰相チャーチルの母親もその一人であったそうだ。


時代に確実に飲み込まれながら滅びゆく階級がどのように生き残るか?が全編に流れる主題だ。


(続く)




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