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zoom RSS お奨めミステリー小説 (116) 『ターザン』 E.R.バローズ

<<   作成日時 : 2007/03/18 21:14   >>

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ターザンといえばハリウッド映画でヨーデルのような奇声を上げて猛獣や密猟者と戦うスーパーヒーローだ。
その人気は1960年代にアメリカで「小説から飛び出たヒーロー」第一位に選ばれたことでも分かる。
ちなみには二位はシャーロック・ホームズだったそうだ。

ところが商業主義映画の影響で「ターザンはお子様向けのB級作品」というのが定着してしまった。
実際にバローズは金のために「ヒーロー ターザンもの」を量産したため、晩年はこのシリーズを毛嫌いしていた。

そんなターザンの最初の作品は意外なものである。

もっとも20世紀前半の西洋人の書くものらしく、アフリカはまさに暗黒大陸、類人猿に関する記述も稚拙である。

ヒョウやゴリラはただの凶暴な野獣としか描かれない。10歳のターザンがゴリラと戦うシーンがあるが、ほぼ草食性とはいえ握力500kgのゴリラをナイフ一本で倒すのは不可能である。

それでもこの作者特有の自然や生態系の記述がみられるのは興味深い。また前半はターザンの父母クレイトン卿夫妻に関する記述が長く、そのことがただの荒唐無稽な冒険活劇となるのを救っている。

なおクリストファー・ランバート主演の映画『グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説 』は原作の雰囲気を比較的忠実に伝えている。それどころか生臭い遺産の話を省略したことや壮大な音楽により、ある意味原作を超えている。当時ファッションモデルだったアンディ・マクダウェルの女優デビュー作でもある。
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[あらすじ]

イギリス貴族で海軍将校のジョン・クレイトンは妻のアリスを伴って、アフリカに赴任することになった。女
王陛下の命により植民地での横暴と略奪を調査するためだ。

ところが残虐な扱いに耐えかねた水夫たちが反乱を起こし、士官たちを皆殺しにする。

かろうじて命を永らえたクレイトン卿とアリスはアフリカの浜辺に置き去りにされてしまう。
そこは凶暴な肉食動物や類人猿の徘徊する人跡未踏の土地だった。

二人は丸太小屋を作りなんとか生きていくが、一年後にアリスは男の子を出産し間もなく死亡する。クレイトン卿が悲しみに暮れていると、カーチャクという凶暴なオスに率いられた類人猿の集団が襲いクレイトン卿を殺す。

しかし生まれたばかりの子供はカーラという若いメスに拾われる。

カーラは亡くした自分の子供の代わりに人間の子供をターザンと名づけ育てる。
しかし成長が遅く力が弱いターザンはカーラを悩ませる。

しかも夫のタブラットやカーチャクは異分子のターザンを目の敵にする。

ターザンは10歳になったとき、亡き父母の暮らした小屋を発見する。
そこで文明のもたらしたもの、文字や道具に触れたターザンは自分やその種族について考えるようになる。

そんなターザンに、タブラットたちとの対決が迫っていた。

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