国立科学博物館の『インカ・マヤ・アステカ文明展』

上野にある国立科学博物館(科博)では「失われた文明」として、これら中南米古代文明の展示を行っている。

マヤ文明はユカタン半島中心に1000年も栄えながら突然姿を消した密林の文明。メキシコにあったと思っている人が多いが、実はグアテマラからホンジュラスが中心だ。3-6世紀のレリーフや土器などが中心だが、驚くほど状態の良いものが展示されている。お腹の出た人型土器は日本の縄文土器を思わせ、現代アートのようだ。これらはモンゴロイドに共通の感性なのか?

アステカ文明は現在のメキシコシティーを中心に栄えたが、心臓を太陽神に捧げたことで知られる。生贄を求めるため戦争をしすぎたため、周囲の諸国の反感を買い、スペイン軍と諸国の連合軍によって200年で滅びた。展示物も心臓を抉った台(チャックモール)やら異様な装飾をした頭蓋骨やらで血なまぐさいことこの上なし。でも、足を止める人は一番多かった。

インカ文明には他の二つと違って金の装飾が多く見出される。スペインにとっては格好の侵略対象だったろう。アンデスの高山には土地の守り神として多くのミイラが置かれているそうだ。標高6000メートルから発見されたという女の子のミイラはまるで生きているようだ。現在のペルー周辺にはインカの子孫が多く暮らしており、かつての生活ぶりが偲べる。なお、インカの遺物「空中都市」マチュピチュは最も人気のある世界遺産らしい。

会場入り口にはハンドマイクでがなり立てる不粋な係員が複数いて、曰く「会場にはトイレがないので今のうちに済ませておけ」。マナーを守っているおとなしい客に対してこれである。

いつになったら、日本の公共機関は人を子供扱いするのを止めるのか?
傍らで聞いていた外国人が彼らの喚く内容を知ったら驚いたであろう。やれやれ。

マヤ・アステカ・インカ文明

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