フェデラーがついに負けた

フェデラーがウィンブルドンの決勝でナダルに2-3で負けた。
勝てば19世紀以来という6連覇を阻まれたのだ。

それにしても、5連覇だって充分に凄い。私の知っている限り、ボルグ以来だ。
ボルグも5年目はマッケンローに苦しみフルセットで勝ったが、翌年マッケンローに雪辱された。
このあたりは昨年決勝のナダル戦に苦しんだフェデラーを髣髴とさせる。
彼の頭の中でも今年は容易では無いと感じていたのではなかろうか。

それにしても、ナダルの充実振りは素晴らしかった。
クレーコートの全仏でフェデラーに圧勝したが、その動きは球足の速い芝でも充分通用した。
彼のバックハンドの両手打ちとフットワークはかつてのコナーズを思い出させる。
「芝を想定した練習はせず、テニスそのもののレベルを上げる」という姿勢も潔い。

一昨年昨年と私は「フェデラー史上最強説」に疑問を呈した。
しかし今年の準決勝までの強さは抜きんでいたため、「ひょっとして・・・」とも思った。

ところが、今回の決勝中盤でミスを連発したフェデラーは珍しく苛立っていた。そこらへんは試合中顔色一つ変えないボルグやサンプラスのような過去の常勝チャンピオンと若干の差を感じた。やはり同世代に自分を脅かすライバルのいないフェデラーは少し特殊なケースである気がする。ボルグにコナーズやマッケンロー、サンプラスにアガシやイワニセビッチが立ち向かった頃がやけに懐かしい。

もちろん、試合が終わればフェデラー、ナダルともヨーロッパ紳士である。
セレモニーともどもウィンブルドン特有の雰囲気を堪能した。

準優勝に終わってもフェデラーのランキング1位は変わらないという。

しかし、クレーと芝のコートで勝った現時点では、ナダルこそが最強のテニスプレイヤーだろう。


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