宮の森美術館の『榎忠 展』

エノチューこと榎忠(エノキチュウ)は四国出身、神戸で活動するアーティストだ。

札幌宮の森美術館で『この男、危険』と題したエノチューの展示会が行われている。

会場は結婚式場に併設する私立美術館で、こうした場所にしては(?)まともな美術館だ。
しかも、今回は好評につき会期延長となったようだ。

たぶん意欲的な展示企画者がいるのだろう。

金属部品を磨き上げ積み立てられたオブジェは極めて幾何学的で美しい。
陳腐だが『ブレードランナー』に出てくる未来都市のようだ。
思わず触ってみたら位置が変わったのにびっくり。
それぞれの部品は固定されておらず、作者のインスピレーションで置いてあるだけなのだ。

また会場では自作大砲の発射パフォーマンスも行い、多くの支持者が駆けつけたそうだ。

いずれも旋盤工でもあるエノチューの鉄という素材へのこだわりが生んだ作品だろう。

これ以外では、拾ってきたフィルムケースや捨てられたバイクなどゴミを使ったオブジェも一癖ありげだ。

さらにバーのママさんに変身したり体毛を剃って海外を放浪したりするなど一見奇抜な行動も多い。

こうした表現形式の発想は観客の度肝を抜くことから始まっている。

また、公募展という日本の美術の表現形式に対し疑問を持ったことが大きいという。

かくして、エノチューは大衆、特に若者に支持されるようになった。




EVERYDAY LIFE/ART ENOKI CHU―榎忠作品集
青幻舎
榎 忠


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