ディック・フランシス 死す

イギリスのミステリー作家で元騎手のディック・フランシスが14日に死去したそうだ。89歳だった。

フランシスは競馬担当記者を経てミステリー作家となったが、自身の経験を生かした競馬を舞台にした作品のみで勝負という特異な作家だ。特にその経験が生きる『本命』、『不屈』など故エリザベス皇太后もファンだったらしい。

しかし、私がフランシスの代表作を選べと言われたら、迷うことなくデビュー作『興奮』をあげるだろう。

興奮剤を投与された症状でレース中の馬が暴れ意外なレース結果が相次ぐ。
そこで無名の調教師が潜入捜査を試みるのだが、想像もつかない真実が待っている。

サスペンス・冒険小説でありながら、本格派であり理系小説のごときロジックが鮮やかだ。

こんな作品、生涯に多く読めるものではない。

フランシスの冥福をお祈りする。


興奮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-1))
早川書房
ディック・フランシス


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