民博が変わりつつある

‘みんぱく’こと民族学博物館 は1970年開催の大阪万博の跡地に建てられた。
しかし長らく展示を変えなかったため、今となっては古い内容になっていた。

そこで、一昨年後半あたりから、展示の一部を新しくしている。

アフリカと西アジア(イスラム圏など)に続いて、最近音楽コーナーが一新した。
これが、なかなか秀逸なのだ。

各地に伝わる打楽器(太鼓、銅鑼など)、管楽器(チャルメラなど)が種類別に展示されている。
各楽器コーナーでは、各国別に楽器の用いられ方(祭や宗教儀式)を映像で紹介する。

弦楽器のキーワードとなる楽器はギターなのだが、現在のギターに進化する過程も見られて楽しい。

例えば正倉院に伝わる唐時代の琵琶はシルクロード経由で中央ヨーロッパから伝わったものだが、西欧ではリュートになり、やがてギターとして洗練されていく。東に伝搬した日本では、三味線も遠い親戚にあたるだろう。

ここに展示されたギター類は圧巻だが、ギブソンのレスポールスタンダードに ES335、フェンダーのストラトキャスターといった歴史的名器が結構無造作に置かれている。触るのも容易だ。

大丈夫か?

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ここでは、ギターの楽器としての構造だけでなく、文化的な側面にも光を当てる。

アメリカではジャズ、ロックンロール、そしてフォーク時代のプロテストソングという流れ。
ヨーロッパではフラメンコやファドなどの大衆芸能。
日本では流しの演歌から、かしまし娘、反戦フォークに憂歌団まで解説されている。

ギターこそが、あらゆるシチュエーションに対応して姿や音色を変えていく“楽器の王者”なのかもしれない。

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