デニス・ビールマン (Denise Biellmann) に再会

連日、この世のものとは思われぬ光景を TV で観るにつけ、何か美しいものへの渇望が生じてくる。

私があらゆるスポーツを通じて最も感動したもの。

それは、フィギュアスケートにおけるビールマンスピン (Biellmann Spin) である。

浅田真央や安藤美姫がするので、日本人のほとんどがこの技を知っている。
(オリンピック金メダリストの荒川静香はできない)

また、日本人で最初に行ったのは中野友加里である。

この芸術的スピンを広めたのが、スイスのフィギュアスケート選手、デニス・ビールマンなのである。

実は彼女が日本で行った最初の演技を観た記憶がある。
まだ10代のころで、大変初々しい感じの少女だった。

ところが、なんの予備知識もなくビールマンスピンを目の当たりにして度肝を抜かれた。

腰の関節を外しているかに見え、人間技とは思えなかったのだ (↓)。



ビールマンスピンはアクロバティックな技だが、自身はすでに演技の一環として取り入れているのが素晴らしい。
見せつけて点を稼ぐという、点取り主義に走っていない。

スピン以外の部分も美しい

したがって、技術点だけではなく芸術点も高い。

ヨーロッパの選手ならではだ。

彼女はその直後、プロに転向したので、日本で目にする機会はあまりなくなった。。
華のある選手なので、プロとしても成功したらしい (↓)。



30歳を過ぎてなお軽々と行うビールマンスピンと連続する高速スピンには感動を覚える。

その後のビールマンは実業界に転身したとか聞くが、詳しいことはよく知らない。

彼女のウェブサイト を見ると、40代後半になってもかなり美しいし、ある種のカリスマ性がある。

おそらく幸せな人生だったのだろう。

100メートルを 9秒代で走ったり、走り幅跳びで9メートル跳んだりするのは、たしかにすごい。
しかし、遅かれ早かれ、誰かが達成しただろう。

ビールマンスピンは、デニス・ビールマン無くしては広まらなかった。

彼女こそスポーツ界のアーティストと呼ぶのにふさわしい。


Eiskunstlaufen mit Denise Biellmann. Ein Lehrbuch fuer alle
Ott Verlag Und Druckerei
Otto Huegin


Amazonアソシエイト by Eiskunstlaufen mit Denise Biellmann. Ein Lehrbuch fuer alle の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

間違ってますよ
2011年03月21日 10:22
>浅田真央や安藤美姫がするので、日本人のほとんどがこの技を知っている。
>(オリンピック金メダリストの荒川静香はできない)
> また、日本人で最初に行ったのは中野友加里である。

素敵なコラムですが、残念ながらあまり見ていないのですね。
間違ってますよ。よく調べて下さいね。

この記事へのトラックバック