彦根は楽しい
私は時々連休を利用して「執筆旅行」に出かける。
京都・大阪等は外国人の観光ブームでホテルが高騰するため、地方のホテルで原稿を書くのだ。
前回の西明石(お盆休み)は、観光要素がないため実に筆が進んだ。
今回は彦根だが、近畿地方でホテルが空いていて安いという安直な理由で選んだ。
ところが、この町は予想以上におもしろかったのである。
彦根といえば、国宝彦根城、徳川将軍家の重臣井伊家の代々の城だ。
ここは天守閣が残っている数少ない城だが、城周辺も綺麗に整備・維持され、どこをとっても絵になる。
城内からは電柱や高層ビルが見えないため、数々の時代劇ロケに使われてきた。
さらに各所旧跡を案内するボランティアさん(?)が手慣れていて頼もしい。
なにを聞いても答えてくれるが、近江商人の土地柄か人当たりが良く、押しつけがましさがない。
幕末の重要人物、井伊直弼の生誕200年祭だそうで、展示物からは大名茶人としてのインテリぶりが伺われる。
一般には 「通商条約を勝手に結び、反対派に暗殺された豪腕政治家」 のイメージだが、地元では名君なのだ。
また、彦根駅の反対側には、豊臣の総大将石田三成の居城である佐和山城(跡)がある。
彦根は、東西両陣営にとって重要な地であったのだろう。
彦根城周辺を見て歩くうちに知ったのだが、2017年のNHK大河ドラマ の主人公は井伊直虎(誰?)だそうだ。
まったく知らない人だが、 ゲーム の登場人物としては有名らしい。
ずいぶんとマニアックな人選に感じるが、大河ドラマ第一作 『花の生涯』 は井伊直弼を主人公にしたものだった。
彦根の井伊家は、戦国時代(井伊直政)、幕末(直弼)ともに重要な位置を占めている。
大河ドラマへのたびたびの登場も当然といえよう。
安い旅行ができるという理由で選んだ彦根だが、いろいろな意味で思わぬ当たりだった。
おかげで原稿がまったく書けなかったのは愛嬌である。
京都・大阪等は外国人の観光ブームでホテルが高騰するため、地方のホテルで原稿を書くのだ。
前回の西明石(お盆休み)は、観光要素がないため実に筆が進んだ。
今回は彦根だが、近畿地方でホテルが空いていて安いという安直な理由で選んだ。
ところが、この町は予想以上におもしろかったのである。
彦根といえば、国宝彦根城、徳川将軍家の重臣井伊家の代々の城だ。
ここは天守閣が残っている数少ない城だが、城周辺も綺麗に整備・維持され、どこをとっても絵になる。
城内からは電柱や高層ビルが見えないため、数々の時代劇ロケに使われてきた。
さらに各所旧跡を案内するボランティアさん(?)が手慣れていて頼もしい。
なにを聞いても答えてくれるが、近江商人の土地柄か人当たりが良く、押しつけがましさがない。
幕末の重要人物、井伊直弼の生誕200年祭だそうで、展示物からは大名茶人としてのインテリぶりが伺われる。
一般には 「通商条約を勝手に結び、反対派に暗殺された豪腕政治家」 のイメージだが、地元では名君なのだ。
また、彦根駅の反対側には、豊臣の総大将石田三成の居城である佐和山城(跡)がある。
彦根は、東西両陣営にとって重要な地であったのだろう。
彦根城周辺を見て歩くうちに知ったのだが、2017年のNHK大河ドラマ の主人公は井伊直虎(誰?)だそうだ。
まったく知らない人だが、 ゲーム の登場人物としては有名らしい。
ずいぶんとマニアックな人選に感じるが、大河ドラマ第一作 『花の生涯』 は井伊直弼を主人公にしたものだった。
彦根の井伊家は、戦国時代(井伊直政)、幕末(直弼)ともに重要な位置を占めている。
大河ドラマへのたびたびの登場も当然といえよう。
安い旅行ができるという理由で選んだ彦根だが、いろいろな意味で思わぬ当たりだった。
おかげで原稿がまったく書けなかったのは愛嬌である。
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