ハイドンでドッキリ
クラシック音楽のコンサートで背筋が寒くなる思いをすることがあるだろうか?
もちろんアマチュアオーケストラの演奏にミスはつきもの。
それぐらい行く前から覚悟はある。
ところが 十数年前に札幌交響楽団のコンサートで事件は起きた。
定期演奏会でハイドンの交響曲を指揮していた高関健氏が「音が合ってない!」と演奏を中断。
オーケストラに改めてチューニング直させ、曲の冒頭から演奏し直したのだ。
場内は静まりかえり、その気まずさは半端ではない。
演奏会終了後、こんなこともあるのだと思っていたが、最近謎が解けたのである。
来年ベルリンフィルを去る サイモン・ラトル のディスコグラフィーを見ていたら以下の一節があった。
"ここでは演奏が中断され調弦し直すパフォーマンスが演じられ(以下略).."
この曲がハイドンの交響曲第60番であり、札幌で演奏された曲でもあった。
この曲は、結婚式に遅れてきた「うかつもの」の新郎を表現したらしい。
ハイドンはいろいろやってくれる作曲家だ。
例えば、第45番『告別』終曲のパフォーマンスは有名だ。
(以下のフィッシャーの演奏で22分以降)
それにしても、途中で演奏を止め調弦をやり直させるとは。。
まさにドッキリであり、それを真に受け、高関氏の完全主義ぶりと十数年間思い込んでいたのだ。
ついでに同氏に対する怖いイメージも定着した。
「うかつもの」は、「パパ ハイドン」のユーモアを解さぬ私をはじめとする聴衆だったのである。
もちろんアマチュアオーケストラの演奏にミスはつきもの。
それぐらい行く前から覚悟はある。
ところが 十数年前に札幌交響楽団のコンサートで事件は起きた。
定期演奏会でハイドンの交響曲を指揮していた高関健氏が「音が合ってない!」と演奏を中断。
オーケストラに改めてチューニング直させ、曲の冒頭から演奏し直したのだ。
場内は静まりかえり、その気まずさは半端ではない。
演奏会終了後、こんなこともあるのだと思っていたが、最近謎が解けたのである。
来年ベルリンフィルを去る サイモン・ラトル のディスコグラフィーを見ていたら以下の一節があった。
"ここでは演奏が中断され調弦し直すパフォーマンスが演じられ(以下略).."
この曲がハイドンの交響曲第60番であり、札幌で演奏された曲でもあった。
この曲は、結婚式に遅れてきた「うかつもの」の新郎を表現したらしい。
ハイドンはいろいろやってくれる作曲家だ。
例えば、第45番『告別』終曲のパフォーマンスは有名だ。
(以下のフィッシャーの演奏で22分以降)
それにしても、途中で演奏を止め調弦をやり直させるとは。。
まさにドッキリであり、それを真に受け、高関氏の完全主義ぶりと十数年間思い込んでいたのだ。
ついでに同氏に対する怖いイメージも定着した。
「うかつもの」は、「パパ ハイドン」のユーモアを解さぬ私をはじめとする聴衆だったのである。
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