ハイドンでドッキリ

クラシック音楽のコンサートで背筋が寒くなる思いをすることがあるだろうか?


もちろんアマチュアオーケストラの演奏にミスはつきもの。

それぐらい行く前から覚悟はある。


ところが 十数年前に札幌交響楽団のコンサートで事件は起きた。

定期演奏会でハイドンの交響曲を指揮していた高関健氏が「音が合ってない!」と演奏を中断。

オーケストラに改めてチューニング直させ、曲の冒頭から演奏し直したのだ。

場内は静まりかえり、その気まずさは半端ではない。


演奏会終了後、こんなこともあるのだと思っていたが、最近謎が解けたのである。


来年ベルリンフィルを去る サイモン・ラトル のディスコグラフィーを見ていたら以下の一節があった。

"ここでは演奏が中断され調弦し直すパフォーマンスが演じられ(以下略).."

この曲がハイドンの交響曲第60番であり、札幌で演奏された曲でもあった。


ハイドン:第60番、第70番、90番(バーミンガム市交響楽団)
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2010-09-08
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この曲は、結婚式に遅れてきた「うかつもの」の新郎を表現したらしい。


ハイドンはいろいろやってくれる作曲家だ。

例えば、第45番『告別』終曲のパフォーマンスは有名だ。

(以下のフィッシャーの演奏で22分以降)




それにしても、途中で演奏を止め調弦をやり直させるとは。。

まさにドッキリであり、それを真に受け、高関氏の完全主義ぶりと十数年間思い込んでいたのだ。

ついでに同氏に対する怖いイメージも定着した。


「うかつもの」は、「パパ ハイドン」のユーモアを解さぬ私をはじめとする聴衆だったのである。


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