マリリンのすごさ

最近 Amazon Prime で古い映画を観ている。

生涯で初めてマリリン・モンローの映画を観ることになったが、想像とだいぶ違っていた。


マリリンといえば、金髪と色気で男を誘う頭の弱い美女という偏見的イメージしかなかった。

およそ演技派といった印象は皆無だ。


映画では確かに「金髪の派手な美女」という役ばかりだが、『ナイヤガラ』では男を破滅させる薄倖の女が似合っている。

テンポの良い映画とはいいがたいが、少なくともマリリンが頭の軽い役しかできないわけではないとわかる。

むしろ見かけを売りにしなければ生きていけない悲しさを感じさせる。


その容姿をテーマにしているのが、『紳士は金髪がお好き (Gentlemen Prefer Blondes)』。

随分と軽いタイトルで、中身もそのまんまのライトコメディー。

歌と踊りもほどほどに洗練され、かなり楽しめる。



このダイアモンドの曲だけでなく、冒頭の歌から魅了される。

マリリンはどこを取っても姿勢が良く天性のスターだったというフランスの研究結果もあるそうだ。


一方で、容姿だけで評価されるという世の中で "Dumb blonde" (頭の悪い金髪)を逆手に取った戦術にも見える。

そうした女性に翻弄される男たちのさらなる愚かさを聴衆に見せているのだ。


マリリン自身(特に眼)はむしろ知的で、制作者から望まれる自分の役割を忠実に演じているようだ。

実際の彼女はかなり内向的な人物だったという証言もある。


最後には JFK までを虜にしたマリリンこそ最強のスターだった。

芸能生活はわずか10年ちょっとで、私が生まれる前に亡くなったことを考えると、いまだに称えられることは驚異的といえる。


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