ラインスドルフ礼賛

新年最初にどんな音楽を聴くか?

大して意味はないが、今年の士気に影響する気がする。


そこで、YouTUBE で ”Erich Leinsdorf” を検索してみた。

ラインスドルフは、G.セル、F.ライナーなどと並んで私が好きな指揮者だ。

しかし、クリーブランド管やシカゴ響を全盛期に導いた両巨匠に比べて、日本では圧倒的に知られていない。

それどころか、お二人と似たようなタイプにも関わらず日本などでは B級扱いではないか?


私はボストン響においてミュンシュと小澤の間を支えた指揮者として彼の功績を訴えたい。


YouTUBEには彼の振ったモーツァルトの「交響曲第37番」の演奏がある。



モーツァルトの交響曲は第41番まであるが、この37番は偽作で確定している。

たしかにちょこまかした曲で聴きどころがよく分からない。

ハフナーやリンツの後に書かれたとは思えない曲が偽作なのにも納得。

(YouTUBE の解説欄に書かれていないのは問題か?)


こんな曲をまじめに振ってきっちり仕上げてしまうところに指揮者の不器用さが垣間見える。

本来ラインスドルフはヨーロッパの正当を受け継ぐ巨匠指揮者なのだ。


その力が発揮されたのが、ベートーヴェンの第九である。

Symphony 9 / Survivor From Warsaw
Symphony 9 / Survivor From Warsaw

あのドミンゴが唯一同曲のソロをうたった録音だ。

しかし、聴きどころはそれだけではない。

整然とした流れから怒涛のフィナーレまで全体のコントロールが素晴らしい。

テンポが速いので、穴埋めにシェーンベルクの「ワルソーの生き残り」が収録されているのもポイント高い。

これはデジタル以前のステレオ録音の第九として私が最も推奨するCDだ。

(カラヤン、ベーム、バーンスタインよりも)


これ以外にも、マーラー、シュトラウス、ワーグナー等で数は多くないものの良い演奏を残した。

音の良い演奏もアップされている。

最速のマーラー第6交響曲 ↓ ↓ ↓




ラインスドルフはボストン響の指揮者として、技術でミュンシュより、風格で小澤より上だと思っている。

故マゼールやクーベリック、小澤などと同列に扱って欲しいものだ。


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