日本製ワクチン、どこ行った?

今日、一本のワクチンバイアルから 7回分の接種が可能な 特殊な注射器 が注目を浴びていた。

世界でワクチン獲得競争が激しさを増しているのに「もったいない精神」で対抗とは、いじましい話しだ。

こんなことがニュースになるとは、つくづく日本は取り残された国だと感じる。


こうなったのも各国の製薬会社にお願いして「ワクチンを買わせていただく」という日本政府の姿勢だ。

自国でワクチン開発する気はないのか?と憤りたくなるが、現実はそうでもないようだ。


厚労省は結構な額を 補助金 として配っている。


その先はといえば、阪大発ベンチャー アンジェス も含まれる。

世界初の DNAワクチン開発を目指していたはずだが、最近トンと噂を聞かない。


もともと、医学・科学の事情に疎い維新の会の大阪府知事と親しくなってぶち上げた国産ワクチン構想だった。

しかし誰も成功していない技術に加え(弱小企業にできるなら、とっくに海外のメガファーマがやっている)、ヒト対象の第 3相試験の見込みが立たない。

なぜなら最低でも数千人必要な被験者を感染率が低い(0.38%程度)日本では用意できないからだ。

みんなそんなこと分かっていたので、阪大では相手にされていなかった。

(政治家の意向で臨床試験に選ばれた大阪市大はお気の毒)


必要なところに税金を回さず、山師のような”ベンチャー”に投資…

これがリテラシーの低い人間がトップに選ばれる国の現実だ。

オリンピック組織委員会と似ている。



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