富岳よ、それでいいのか?

以前書いた が、スパコン富岳はコロナウイルスの飛沫感染のシミュレーションに使われていた。

その能力に対して、あまりにスケールが小さい迎合的な研究だと思った。


今日のニュース によると、スケールがアップした研究対象は国立競技場。

競技中、観客に感染者が紛れこんでいたら?というシミュレーションだ。


試算では、国立競技場に観客1万人を入れて10人の感染者がいた場合でも、全員がマスクを着用し観客の間に空席を設けることで、感染リスクを下げられるとしています。


こうあるのだが、シミュレーションの前提である感染者が 10,000人に 10人 (=0.1%) とは少なすぎないか?

東京都のデータ では、PCR の陽性比率は現在 5% 程度である。

これから低く見積もっても潜在的陽性者 1% はいるだろうから、感染者 100人くらいの初期値で計算してほしいものだ。

実際、東京都の累積感染者数は 20万人近く、人口比 1%どころではない。

おそらく担当者は、文科大臣に「客入れても安全だって結果出してくださいよー」と頼まれでもしたのだろう。


かくしてスパコン富岳は政治家の都合良いように使われ、オリンピックで潤う一部の人間の道具になっているのである。

ちまちまと治世者の点数稼ぎする科学者は哀れだ。

こうした夢のない話題は科学者を目指す若者にとっても有害だ。


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