テーマ:音楽

つまようじで振る指揮者

マリンスキー歌劇場といえばロシアの名門歌劇場、そのオーケストラはコンサートオケとしても一流だ。 ライブでもその実力がうかがえる。 指揮者のゲルギエフ (Valery Gergiev) は優秀な指揮者だろうし、カリスマ性もある。 指揮棒を使わず自在な指揮ぶりと思ってよく見たら、楊枝のような小さな切れ端を持っている…
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天才の中の天才指揮者

以前観たTV番組でウイーンフィルの古参メンバーに「今までで最高の指揮者は?」と尋ねていた。 ある団員が「ミトロプーロス」と答えたところ、質問した方はきょとんとしていたが無理もない。 フルトヴェングラーかクナッパーブッシュ、時代が下がってベームかカラヤンでも想像していたのだろう。 ディミトリ・ミトロプーロス(Dimi…
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オーケストラが巧すぎて

最近ロシアから来日した サンクトペテルブルグ・フィル のコンサートに行った。 レニングラードフィルといった方がオールドファンには通りが良いだろう。 ムラヴィンスキー隊長 の時代は厳格な熱狂ともいうべき演奏で一時代を築いた。 公式サイト はロシア語オンリーで、いかにもロシアな感じ。 当日の曲目はチャイコフスキー…
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冨田勲氏の思い出

作曲家でシンセサイザー奏者の 冨田勲 が亡くなった。 親戚でもなんでもないのだが、この人には個人的に思い入れがあるのだ。 以前の ブログ でも書かせていただいた。 1970-80年代にかけて最も影響力がある日本人だっただろう。 ホルストの「惑星」 は音楽業界では不滅のディスク。 Jupiter (木星)…
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'Il Divo' を演じる男たち

Il Divo といえば、多国籍のヴォーカルグループとして世界的に有名。 (公式サイト) 名前は知らなくても、彼らが数々のイベントで歌っているのを見たことがあるだろう。 CD の売り上げは軽く数千万枚で、これにツアーの収益やグッズ売り上げ、メディア出演、CM など合わせたら、もはや一大企業に匹敵する…
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赤とんぼ で感動できる

兵庫県立芸術センター (PAC) のワンコインコンサートに行った。 若手演奏家に発表の機会を与えるのは素晴らしい。 今回は大阪出身でパリ在住のヴァイオリニスト 藤江扶紀 と ピアノ 山中惇史 のデュオ。 難曲を選んでいるが、ヴァイオリンの演奏はかなり完成されたもので充分弾きこんでいる様子だった。 特に高音が繊…
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祝! 濱田めぐみ & 児玉宏

濱田めぐみ が 芸術選奨 の文部科学大臣賞演劇部門を受賞した。 対象は私が昨年のベストにあげた 『スコット&ゼルダ』 などである。 さらに児玉宏氏が 大阪交響楽団 の演奏会などで同音楽部門を受賞。 芝居がかっていてどこか胡散臭げな馳大臣だが、良い人を選んでくれた。 世の中に演劇と音楽は有り余るほどあっ…
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アルノンクール追悼

先だって身内の一人を亡くし帰郷した。 同じ日、指揮者の ニコラウス・アルノンクール (Nikolaus Harnoncourt) が亡くなっていた。 昨年末 引退宣言 したばかりなので随分急なことだ。 大学へ入って間もなくアルノンクールの振ったモーツァルトのレクイエムに衝撃を受けた。 古楽器によるバイ…
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幻想的オペラ 「イリス」

先日、生まれて初めて静岡県の浜松市に行った。 新幹線でたびたび通過する町だが、実は音楽産業と深い縁がある。 YAMAHA、KAWAI の地元であり、 浜松国際ピアノコンクール は世界的に知られる。 さらに県民オペラを定期的に上演しており、今年は珍しい作品 「イリス」 がとりあげられたので聴きに行ったのだ。 「…
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オデッセイ とは?

マット・デイモン主演の 『オデッセイ』 が公開される。 オデッセイ とは、ギリシャ神話のオデュッセイアのことで、ウリッセともユリシーズとも呼ばれる。 知る人ぞ知るこれを題材にしたフォーレのオペラがある。 オデッセイの妻ペネロープを題材にしたその名も『ペネロープ (Penelope)』 だ。 「戦争に行った夫を…
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ココイチとアートの関係

ココイチこと CoCo壱番屋 のビーフカツを廃棄したら廃棄業者が食品会社に横流し、という ニュース をやっていた。 名古屋のスーパーで「ココイチのビーフカツ」として売られてたとは、ココイチもいい迷惑だ。 そんなココイチがハウスに買収されるそうだ。 もともとここのカレー粉はハウス製と謳っているので、特に問題も起きない…
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追悼 ギルバート・キャプラン

クラシック界の大巨匠ブーレーズに続き、D. ボウイも亡くなった。 その陰で ギルバート・キャプラン (Gilbert Kaplan) が亡くなっていたことをどれほどの人が知っているだろうか。 キャプランは、中年過ぎにクラシック音楽の世界に飛び込んだ指揮者。 それだけでも充分珍しいが、レパートリーはマーラーの交響曲第…
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もう一つの 『喜びの歌』

日本の年末といえば、ベートーヴェンの第九『歓喜の歌』の季節だ。 しかし私が紹介したいのは、それとは別の 『喜びの歌 (Chant de la joie)』 だ。 作曲者は、アルトゥール・オネゲル (Arthur Honegger) 。 しかしこの曲、ほとんど誰も知らないと思われる。 録音はボード指揮のものしか…
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大晦日は超高速の第九で更けいく

私には紅白歌合戦を観る習慣が無い。 かといって、民放はお笑いか格闘技で芸がないこと著しい。 そうなるとNHK教育くらいしか鑑賞に堪えない、とテレビをつけたらベートーヴェンの第九交響曲をやっている。 これがビデオ速回しかと思うくらいすごい高速の演奏なのだ。 指揮者の P.ヤルヴィによると、作曲者ベートーヴェンの指示…
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ベートーヴェンのラスト前

今日は楽聖 ベートーヴェン の 245回目の誕生日だそうだ。 それほど好んで聴く作曲家ではないが、なかなか面白い人物だったようだ。 最近では、当時の権力者との闘争説も流れている。 秘密諜報員ベートーヴェン (新潮新書)新潮社 古山 和男 Amazonアソシエイト by ベートーヴェンの代表作は交響曲…
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ブルガリア国立歌劇場の 『イーゴリ公』 に思う

プッチーニの『蝶々夫人』は日本を題材にしているオペラだが、日本人には違和感満載でもある。 さすがに、どこの国か分からないということはないが、蝶々夫人の切腹シーンなど目を覆いたくなる。 これは、オペラという芸術上で西洋人の描いた日本の姿なのであろう。 この点、 ブルガリア国立歌劇場 の 『イーゴリ公』 公演は、なかな…
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頑張れ、大阪交響楽団

大阪にはプロのオーケストラが4つある。 堺市に本拠地を置く 大阪交響楽団 は、その中で最も歴史が浅いオーケストラだ。 (大阪シンフォニカー の時代はアマチュアだと思っていた) オペラの伴奏などで時折同オケを耳にしていたが、定期演奏会には初めて行った。 演奏するメンバーは若い人が多く、特にヴァイオリンと木管楽器に女…
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シュロモ・ミンツよ、どこへ行く?

シュロモ・ミンツ (Shlomo Mintz) は、1980年ごろ彗星のように現れた ヴァイオリニストだ。 世界中に 熱烈なファン が多くおり、2009年の来日時には熱狂ぶりが伝わってくる。 ミンツはパガニーニの演奏で一世を風靡したが、私があまり興味ない領域で聴く機会がなかった。 そんなミンツが演奏するCDを最近まとめ…
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神わざなどめったにない

YouTUBE の動画タイトルには、神わざ、大激怒、ブチ切れ など「釣り」の言葉が並んでいる。 大概はしょうもないTV番組の録画画像だ。 そうまでヒット数を増やしたければ他を工夫しろと言いたくなる。 個人的見解だが、練習すれば大概のプレイヤーができることは神わざとは呼ばない。 世の中、誰もできない演奏・解釈などそ…
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平凡なマリナーに感動

ネヴィル・マリナー (Sir Neville Marriner) はイギリスの指揮者だ。 あまり特徴的な解釈のない指揮者だが、言い換えれば中庸を得た万人向きともいえる。 (映画アマデウスの音楽監督など目立つ仕事もあるが) マリナーに特筆すべきはレパートリーの異常ともいえる広さで、膨大な数の録音を残している。 名前…
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ロシア美女の歌うオペラ

チャイコフスキーには隠れた名曲がある。 歌劇『イオランタ』 も、その一つかもしれない。 あらすじ チャイコフスキーは交響曲や協奏曲、バレエ音楽の作曲家として人気が高いが、実はかなりの量のオペラを作曲している。 『イオランタ』は、最後のオペラであり、この作曲家の叙情的な特質が出ている。 しかし内容はかなり…
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ロシアと日本

人気のあるフィギュアスケートだが、日本人はロシア人スケーターに魅力を感じる傾向があるようだ。 高い技術を持ちながら、テクニック以外の表現力を持つロシア人にはアーティストの称号がふさわしい。 特に表現力の高い女子選手は、下手な日本人選手より人気が高い。 ソチの金メダリスト ソトニコワ は、いつも地味な衣装だが華がある。 …
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最も声が良い歌手

オペラ歌手の声なんてあまり区別がつかないかもしれないが、それでも善し悪しはある。 低音の美声といえば、私の中では英国のバス歌手 ロバート・ロイド (Robert Lloyd) だ。 (同姓同名の有名人がいるので注意) ワーグナー最後の大作『パルジファル』の語り手的な役グルネマンツで知った。 ParsifalW…
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誰がソリストを決めるのか?

2月28日は、楽しみしていた炎のコバケンこと 小林研一郎 の指揮する コンサート だった。 大阪フィルを振ってのコバケンお得意のチャイコフスキーだから間違いない。。。はずだった。 ところが前半のヴァイオリン協奏曲の演奏で疑問の嵐。 シンフォニーホールというのは奥行きがそれほどないので、距離感をあまり感じないホールだ。 …
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がんばれ、JK ヌッツォ

京都コンサートホールで「ヌッツォからの贈りもの」と題したコンサートに行った。 テノール歌手、 ジョン・健・ヌッツォ は、イタリア系アメリカ人-日本人のハーフのオペラ歌手。 ただ事情によりここ何年か少々露出自粛気味だった。 それにしても、安い入場料はともかく、出演者の紹介すら載っていないペラペラのパンフとは少し哀しい。 …
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京大と東大をハシゴする

受験シーズンだがそれとは関係ない。 先週末、 京都大学 と 東京大学 の学生オーケストラを続けて聴いたのだ。 両オーケストラの演奏水準はどちらも見事で、技術的には特に文句がない。 管楽器がときに不安定なこともあるが、許せるレベルだ。 特に東大の演奏した マーラー 第5交響曲は、高速なテンポで一気に駆け抜け爽快だっ…
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2014年に行ったライブ

今年一年間に何回のライブパフォーマンスに行ったのか数えてみた。 オーケストラ 16(プロ 7, アマ 9)、室内楽 4、オペラ 4、ミュージカル 2、ジャズ 26(ジャズフェス 1 含む)。 加えて民族音楽 2、番外としてフィギュアスケート 2、歌舞伎 1 がある。 もろもろ含めると年間 57回のライブに接したことにな…
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ジュリーニ生誕100年

2014年はイタリアの指揮者、 カルロ=マリア・ジュリーニ の生誕100年となる年だった。 同年齢の ラファエル・クーベリック は、モーツァルト、マーラー等の名演でお世話になった。 一方のジュリーニは、晩年ウィーンフィルを老体で振ったよろよろした演奏の印象が強い。 正直、苦しそうな指揮ぶりで、聴く方もしんどかった。 …
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映像のムラヴィンスキー

伝説的な指揮者 エフゲニー・ムラヴィンスキー (Evgeny Mravinsky, 1903-1988) の映像が YouTUBE で観られる。 実に幸運なことだ。 歴史的な経緯もあって、ショスタコヴィチの交響曲が興味深い。 43分50秒付近で最大の盛り上がりを迎えるが、指揮者はそれまで以上に動きが小さい。 …
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拍手のない演奏会

演奏後に拍手するのやめてくれませんか、と指揮者にお願いされたことがある。 とても聴いていられないという素人のコンサートではない。 世界的な指揮者 大植英次 が大阪フィルのコンサートで演奏前にそう言ったのである。 大植氏のプロデュースする 「大阪クラシック」 というイベントでのことだった。 曲目は有名作曲家の交響曲…
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