テーマ:アート

人ごみの中で北斎をみる

葛飾北斎 は長命で、いわゆる “Great Wave” 以外にも多彩な作品を残した。 あべのハルカス美術館 で 北斎展 が開催中だが、逸品ぞろいということで行ってきた。 悪天候の週末だというのに、すごい人で驚かされる。 切符売り場は長蛇の列で、前売り券を持っていても入場に時間がかかる。 拡声器で列…
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バルセロナの街

最近ネット上で少し評判になった画像が こちら 。 見事に美しい幾何学的な都市景観だ。 京都 や 札幌 の街も碁盤の目状に整備されているがここまでくっきりとしていない。 というのも、建物の高さがまちまちだからだ、 バルセロナではサグラダファミリアを除くとほぼ一定の高さで構成されている。 二次元でなく三次元的に…
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貴婦人と一角獣展 in 大阪

大阪市の 国立国際美術館 において、 <貴婦人と一角獣展> が始まった。 フランス国立クリュニー中世美術館の所蔵する「フランスの宝」ともいえる作品。 人間の5感を表した5作品に「わが唯一の望み」と題されたものを加えた巨大なタペストリ6連作だ 普段は地味な印象の同美術館だが、「国際美術館」にふさわしい良いものを見せてもら…
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宸翰(しんかん) 天皇の書

京都国立博物館 で歴代天皇の書の展示が行われている。 宸翰(しんかん) 天皇の書 天皇は貴族の頂点、すなわち文化人としても長らく最高の位置にあった。 天皇の書いたものは、詔勅等時代を経ても残ることが予想され、事実かなりの数が保存されている。 この展示は、「書家 天皇」の姿を伝えるものだ。 書の達人といえば、…
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充実のシャガール展 in 京都

京都文化博物館 で シャガール展 をやっている。 シャガールといえば、かなり長命まで活躍したアーティストで、特有のモティーフ(鶏・山羊・馬など)でお馴染みだ。 今回の展示テーマは「愛の物語」とあり、彼の人生の前半を中心としたもの。 ロシアの片隅のユダヤ集落で育ったシャガールは、ペテルスブルグ、パリ、ミューヨークと芸術の…
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四代目市川猿之助の解説する高橋由一

『日曜美術館真に迫れり~近代洋画の開拓者・高橋由一~』 がおもしろかった。 高橋由一 は、日本最初の洋画家として 鮭の絵で有名な画家である。 高橋由一 (新潮日本美術文庫)新潮社 坂本 一道 Amazonアソシエイト by 由一は 1828年生まれで、狩野派の有望な絵師であった。 それがペリー来航の折に…
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大人気の草間彌生展

国立国際美術館 では、「草間彌生 永遠の永遠の永遠」を開催している。 すでに80歳を過ぎた草間だが、今回の展示は回顧展ではない。 彼女の最新の創作活動を紹介するものだ。 現代美術家 草間彌生は幼少期の幻覚体験が製作の原動力となった。 現在まで繰り返し現れるのが、網目や水玉のパターンが増殖する作品だ。 水玉のカボチャ…
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充実した 「ルドン展 (Odilon Redon et ses amins)」

東京で新幹線待ちの時間を利用し、2010年に設立された 三菱一号館美術館 に行った。 現在「ルドンとその周辺」と題した展示がルドン晩年の大作「グラン・ブーケ」収蔵を記念して行われている。 正直なところ、この作品が傑作なのかよく分からない。 もっと知りたいルドン―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション…
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咲くやこの花芸術祭 とは?

妙な名前の芸術祭だが、大阪市が全面的に支援するお祭りだ。 新進芸術家をプロモートするのが重要な目的らしい。 2011 公式サイト 若手アーティストを表彰する「咲くやこの花賞」は30年も続いている。 その対象分野は、現代アート、クラシック音楽から大衆音楽・演劇に及ぶ。 過去の受賞アーティストを集めた対談に行ってみた。…
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東京都現代美術館の『ゼロ年代のベルリン』

東京都現代美術館 (Meusium of Contemporary Art Tokyo; MOT) は、日本で最も好きな美術館の一つである。 私は、ここ十数年通っており、三年前までは正式な会員だった。 現在、展示されているのが 『ゼロ年代のベルリン』。 1989年の壁崩壊後、ベルリンは世界で最も芸術家を魅了する町に…
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『日曜美術館』 記憶に辿りつく絵画 ~亡き人を描く画家~

いつもおもしろいとは限らない教育TVの 『日曜美術館』 だが、今回の 諏訪敦 の話題は良かった。 不慮の事故で娘を失った夫婦が娘の姿を描いてくれと諏訪に依頼する。 事故から3年たってもいまだに気持ちの整理がつかず娘の写真を眺めて暮らす両親は、画家に何を望むのか? その制作過程に6ヶ月間密着したドキュメンタリーだ。 夫…
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『NHKスペシャル 写楽・天才絵師の正体を追う』

謎の多い江戸時代の浮世絵師、写楽は誰だったのか? その正体に迫ったNHKの特集がおもしろかった。 2008年にギリシャで写楽の署名がある肉筆画が発見された。 -写楽の版画と細かい点でタッチが同じ。 -贋作にしては場面選びが不自然。 とのことで、写楽の初めての肉筆画と認定された。 さて、その写楽とは誰だったのか…
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芦屋市立美術館 『蒼山日菜 レース切り絵展』

蒼山日菜 は、数々の国際賞を受賞した切り絵作家。 映画『白夜行』 でも、切り絵で重要なモチーフを作成した。 切り絵を始めたのは 2000年頃というから、6-7年で世界の第一線に踊り出たといえる。 したがって、まだ作品数は多くないが、その技術は圧倒的。 単に細かい技術だけではなく、デザインは抽象化され洗練されている…
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スキュルチュール江坂 (SCULPTURE D'ESAKA)

アメニティ江坂 という私営の公園内には、珍しい彫刻専門の美術館がある。 彫刻美術館といえば、 札幌芸術の森 を思い浮かべるが、こちらは実にこぢじんまりとしている。 なんと、展示されているのは、ロダン以後の巨匠彫刻 10作品程度だ。 ただし、選び抜かれたものだけあって良いものもあり、特にジャコメッティ<男>とロッソ<病める…
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千葉市美術館の田中一村展

千葉市美術館 は地方の美術館の中では気に入っている。 宮島達男 の回顧展など趣味の良い企画に加え、古いビルのフロアをうまく利用した造りが面白い。 最近では YouTUBEで展示の一部を公開している。 ここで開催中なのが 『田中一村 新たなる全貌』 だ。 田中一村といえば “知る人ぞ知る天才画家”という存在から“日…
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久々の奈良への旅

小学校の修学旅行で奈良を訪れて以来、京都のついでに博物館に立ち寄った以外は奈良に行った記憶がない。 ところが、先ごろ出張で奈良に3泊4日の滞在をする機会に恵まれた。 現在、奈良は「平安遷都1300年」とかで、お祭り気分が味わえるのかと思っていたが、街は結構静かだ。 記録的な暑さで、日中外を出歩く人間は酔狂な観光客くらいなのだろ…
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民博が変わりつつある

‘みんぱく’こと民族学博物館 は1970年開催の大阪万博の跡地に建てられた。 しかし長らく展示を変えなかったため、今となっては古い内容になっていた。 そこで、一昨年後半あたりから、展示の一部を新しくしている。 アフリカと西アジア(イスラム圏など)に続いて、最近音楽コーナーが一新した。 これが、なかなか秀逸なのだ。 …
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微分が芸術に革新をもたらした?

『日曜美術館』 でバロック美術の特徴を述べるために分子生物学者の福岡伸一氏(青山学院大学)がそんなことを言っていた。 福岡氏によると、 一瞬の動きを止める、風景のある瞬間をとらえる、というバロック絵画の(一部)特徴が微積分を思わせるという。 代表的な例がフェルメールの『デルフトの眺望』だそうだ。 たしかに、この見事な風景…
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東西の近代美術館を巡って

国立の近代美術館は東京と京都にしか存在しないが、週末にこの二カ所を訪ねてみた。 京都国立近代美術館 (MOMAK) は平安神宮の巨大鳥居の脇にある。 現在、企画展『ウィリアム・ケントリッジ -歩きながら歴史を考える』を開催中。 ウィリアム・ケントリッジ(William Kentridge)はヨハネスブルグ在住で「動くドロー…
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歌舞伎座で『元禄忠臣蔵』

改修のためしばらく休む 歌舞伎座 では、「さよなら公演」 と銘打って『忠臣蔵』を上演中だ。 正直「またかよ」という感じだが、今回の上演が『仮名手本忠臣蔵』 ではなく『元禄忠臣蔵』であることに注意する必要がある。『仮名手本』は18世紀半ばに書かれたため、時の江戸幕府を刺激しないように、全ての登場人物は偽名だ。大石内蔵助が大星由良之助…
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『よみがえる黄金文明展』

サブタイトルは 『ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝』 とある。 トラキア人とは、現在の黒海から西、現在のブルガリアを中心とした地域にいた人々だ。名前は古くから知られていたが、その実像には未だに謎が多い。近年墳墓の発掘が進んだ結果、トラキアの文明は全世界で注目を集めるに至っている。 2004年にヴァルナ墳墓というところから出…
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京都文化博物館の『KAZARI - 日本美の情熱』

京都文化博物館 は古都京都にあっては比較的新しい施設で、現在『KAZARI - 日本美の情熱』を開催中だ。 日本人は信仰や祭礼、合戦の場にいたるまで、旺盛なエネルギーをもって飾りたててきた。 その実用性を度外視するほどの「かざる」情熱は、日本文化の一つの潮流だ。 この展覧会では、縄文土器から現代に至るまでの日本の「かざり文…
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宮の森美術館の『榎忠 展』

エノチューこと榎忠(エノキチュウ)は四国出身、神戸で活動するアーティストだ。 札幌宮の森美術館で『この男、危険』と題したエノチューの展示会が行われている。 会場は結婚式場に併設する私立美術館で、こうした場所にしては(?)まともな美術館だ。 しかも、今回は好評につき会期延長となったようだ。 たぶん意欲的な展示企画者がい…
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東山魁夷記念館

国立近代美術館 では生誕100年を記念する東山魁夷展を開催中だ。 魁夷がかつて住んだ千葉県市川市には東山魁夷記念館がある。 第二次大戦後はこの付近で半世紀を過ごし、数々の名作をここで描いた。 近所にあるお宅では、まだ夫人が存命と聞く。 この記念館は美術館の回顧展に比べ規模は小さいが、結構こまめに収蔵展を催している。 …
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本城直季の驚くべき写真

本城直季は他に例を見ない写真家だ。 撮影手法としては大判カメラのアオリ(ティルト)を利用し、擬似的に被写界深度の浅い写真を撮るのが特徴だ。 つまり中心以外はほとんどフォーカスがあっていない「ピンボケ」なのだ。 ところが、こうして撮られた現実の風景や人物がミニチュアのジオラマ俯瞰画像に見える。 ミニチュアを現実に見せる…
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諏訪敦 絵画作品展

『複眼リアリスト』というタイトルで画家、諏訪敦の個展が開かれている。 場所は慶応大学病院近くの 佐藤美術館 だ。 諏訪敦は1967年、北海道に生まれた。 武蔵野美術大学院修了後、文化庁派遣芸術家としてマドリードに留学した。 現地で参加した国際絵画コンペで大賞を受賞してそのキャリアをスタートさせ現在に至っている。 "究極…
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六本木でウルトラマン

六本木ヒルズ 52階の森アーツセンターギャラリーで開催中の 『ウルトラマン大博覧会 ~ROPPONGI 天空大作戦~』 を観に行った。 40年以上に及ぶ円谷プロの作品群の中から『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』を中心とした展示だ。 昔観たTV番組は当時の世相とともに記憶に残るもの。再放送世代の私でもそうなの…
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メガスター(MAEGASTAR-Ⅱ)体験

「メガスター」 シリーズは(有)大平技研代表である大平貴之氏の製作したプラネタリウム投影機だ。 その性能が話題となり、愛知万博や各地プラネタリウムで数多く上演されている。 千葉県立現代産業科学館のイベント でその投影会があったので行ってきた。 「メガスター」の本体は一見して従来機より小型であり、この広い会場で大丈夫なのかと…
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東京都現代美術館(MOT)の『Space for your future』

MOT の Space for your future と題した特別展示はインスタレーションと呼ばれる比較的規模の大きいものが中心だ。広い展示空間を持つMOTならではの企画だろう。私はこのてのものが嫌いではないので、行ってみた。 e.e.no.24は電話ボックスサイズの防音一人用ディスコ。 ヘッドフォン着用でノリノリになる姿を外…
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国立科学博物館の『インカ・マヤ・アステカ文明展』

上野にある国立科学博物館(科博)では「失われた文明」として、これら中南米古代文明の展示を行っている。 マヤ文明はユカタン半島中心に1000年も栄えながら突然姿を消した密林の文明。メキシコにあったと思っている人が多いが、実はグアテマラからホンジュラスが中心だ。3-6世紀のレリーフや土器などが中心だが、驚くほど状態の良いものが展示され…
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