テーマ:映画・ドラマ

『ハリーとトント』は、名画だったのか?

今年度の 午前10時の映画祭 には渋い映画がいくつか入っている 『ハリーとトント』 は、老人と動物を描くロードムービーであり、1970年代のアメリカを描いた社会派映画でもある。 主演の A. カーニー (Art Carney) はヨボヨボ老人の役だが、撮影時のまだ50代半ばであった。 音楽は、後にロッキーで有名にな…
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小さな力作 エクス・マキナ

エクス・マキナ (ex machina) は、イギリス中心のスタッフで撮られた SF映画。 昨今、人工知能 (AI) の学習能力が話題になるが、本作も無関係ではない。 U.N.C.L.E. の アリシア・ヴィキャンデル (Alicia Vikander) が美しい AI を演じる。 こちらの 批評 (というか感想)…
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映画は「オリジナル」が良いとは限らない

各地で 「ヴィスコンティと美しき男たち」 と題するシリーズを上映中だ。 『ルードヴィヒ』 は、「ヴィスコンティの秘蔵子」といわれた ヘルムート・バーガー (Helmut Berger) の主演だ。 ミュージカルでおなじみの従姉エリザベートは「最高の女優」 ロミー・シュナイダー (Romy Schneider) が演じる。…
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ようやく見つけた映画 『Pitch Black』

十数年前になるが、人に勧められて興味を覚えた映画があった。 よる年波か、ストーリーがうろ覚えなのが困ったもの。 不時着した宇宙船乗組員に襲いかかるエイリアンの群れ。 乗組員の一人が罪人だが頼りになる奴で、皆でその星からの生還を目指すといったものだった。 いかにも B級を予感させる内容だが、小説に限らず、こうした生…
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マリオン・コティヤール にはずれなし

マリオン・コティヤール (Marion Cotillard) は、ケルト人の血を引くフランスの女優。 少しエキゾチックな容姿だが、演技力も立派で、アカデミー主演女優賞はじめ数々の賞に輝いた。 フランスの文化勲章のようなのも貰っているので、30代にして日本における高倉健レベルの人と考えてさしつかえない。 最近は年に一つか…
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文句なく後悔、バットマン VS スーパーマン

私は C.ノーラン監督の 「ダークナイトシリーズ」 が気に入っている。 その延長上にあるらしい 「バットマン VS スーパーマン」。 予告編を観て少し期待していた、 一方、公開されてそれほど日が経っていないにも関わらず、大阪ステーションシネマでは小型の第7スクリーンで、しかも一日たった 2回の上映である。 …
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スロームービー? 『Mr. ホームズ』

『Mr. ホームズ 名探偵最後の事件』 は、今また流行の兆しがあるシャーロックもの。 しかし、TV シリーズやこれまでの映画とはかなり趣が違う。 名優イアン・マッケラン演じるホームズは、終戦まもなく原爆投下後の広島に降り立つ。 歩いている人々や焼け跡は少し不思議な光景だ。 真田広之とその父親のエピソードも取っ…
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老け役がすごい映画

午前10時の映画祭 のトリを飾るのは、いわずと知れた小津監督の作品。 先ごろ亡くなった 原節子 を偲ぶのにもふさわしい。 名作として知られる 「東京物語」 だが、驚いたのはお爺ちゃん役 笠智衆 だ。 見るからに「日本のお爺ちゃん」という感じで 70代に見えるが、なんとこのときまだ40代! しかし、笠さんは…
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スタイリッシュな U.N.C.L.E.

コードネーム U.N.C.L.E. は、1960年代アメリカのTVシリーズ『ナポレオンソロ』を時代はそのままに蘇らせた映画だ。 映画版は古き良きスパイ映画のテイストも残しつつも、現代的にしている。 小道具の使用など古臭い一方で終盤のカーチェイスは最近の映像技術を用いているように。 主な舞台をイタリアに設定し…
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五郎丸ポーズ

ラグビー日本代表の活躍はみごとなものだった。 五郎丸選手は急に有名人になったが、例の五郎丸ポーズをどこかで見た気がして気になっていた。 最近思い出したのが 映画 『ダーククリスタル (Dark Crystal)』 のラストシーンだ。 ラストの 1'50'' ごろにちらっと出てくるポーズである。 こ…
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おもしろい! 『秘太刀馬の骨』

長らく池波正太郎の 『剣客商売』 シリーズのファンだった。 最近になって、ようやく 藤沢周平 の良さが分かるようになってきた。 どこか無頼な雰囲気がある池波より藤沢の方が一般庶民の感覚に近い。 それもそのはずで、藤沢は師範学校を出て中学教師をしていたという。 『秘太刀馬の骨』 は、藤沢の代表作の一つであり…
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意外で心地よい予定調和 Re:LIFE

『Re:LIFE ‐リライフ‐』 はイギリスのスター、ヒュー・グラント主演の作品。 二枚目の割に自虐的な役柄が似合う俳優だが、本作でも磨き(?)がかかっている。 元イケメンの落ちぶれた中年男がこれほど似合う俳優もいない。 今回の役柄は、ハリウッドの脚本家として15年前にオスカーを受賞したが以降は鳴かず飛ばずの中…
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その夢に点火しろ!

電車の吊り広告で珍しくしゃれたコピーを見かけた。 評判のドラマ 『下町ロケット』 の原作の宣伝だ。 池井戸潤の原作は、今やドラマ界の救世主ではないだろうか。 阿部寛演じる佃製作所(下町の精密機械会社)社長は、キング牧師ばりに「おれには夢がある」が口癖。 そして従業員の多くが洗脳され、社長の「夢」を…
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インパクトある 『キングスマン』

アメリカの『ミッション・インポッシブル』、イギリスの『007』とくれば、スパイアクションの双璧だろう。 そこに風穴を空けるのがイギリス映画 『キングスマン』 だ。 最近シリアス路線の『007』とは違ったものを求める向きにはおすすめだ。 冒頭、誘拐・監禁された科学者(スター・ウォーズのルーク役だったM. ハミル!)の…
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がんばった 映画『天空の蜂』

最近乱造が目立つ作家 東野圭吾の自他共に認める代表作といえば『天空の蜂』だろう。 天空の蜂 (講談社文庫)講談社 東野 圭吾 Amazonアソシエイト by 同じく 『白夜行』 も映画化され悪くなかったが、内容の暗さであまり評判にならなかった。 『天空の蜂』は社会性と娯楽性を併せ持つ作品だが、私は ブログ で…
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カンヌグランプリでもつまらんものはつまらん

2014年カンヌ映画祭グランプリ作品 『夏をゆく人々』 を観た。 前評判もあり日曜日の テアトル梅田 は満員だったが、私には満足する内容ではなかった。 以下、『夏をゆく人々』のネタバレを含む。 ヨーロッパ映画で養蜂を扱うものは少なくない。 しかし、 『ミツバチのささやき』 の神秘性や 『エル・スール』 の…
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なんでもありか? ターミネーター

『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』 を公開早々映画館で観てしまった。 このシリーズ、第3作まではかなり楽しめた。 共通しているのは、未来からやってきた冷徹な殺人マシーンと人間の死闘だ。 「今日を生き抜かなければ、未来の人類が破滅する」という一点で主人公(コナー親子)は必死であった。 そのシンプルさが…
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なんでもありなインド映画

最近 みんぱく で上映されたのがインドの記録的大ヒット映画 『DDLJ 勇者は花嫁を奪う』 だ。 なにせ1995年に製作されて以来、インドでは20年の記録的ロングラン上映を続けているのだ。 主役は現ボリウッド(ボンベイ版ハリウッド)の帝王、若き日の シャー・ルク・カーン (Shahrukh Khan) 。 はっきり言っ…
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緊迫した時代劇

晩年の水戸黄門が腑抜け路線になった21世紀、逆にリアルさを追求したドラマが現れた。 『柳生十兵衛 七番勝負』である。 評判もあってその後続編が作られたが、最初のシリーズが最も力が入っている。 夜盗の群れと戦う冒頭からして凄まじい。 刺客との一騎打ち (36'00''-) では一転して緊張感がみなぎり、制作…
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ほんものの 『水戸黄門』

数年前終了した『水戸黄門』(特に後半の数年)は、お決まり大団円の典型的マンネリ時代劇シリーズだった。 しかし、『水戸黄門』は昔からこんなもんだと思ったら間違いである。 例えば、悪役俳優 東野英治郎演じる黄門の時代は斬り合いで多くの人が死ぬ。 (YouTUBE では削除された模様) この時代、好々爺イメージ…
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『セッション』 は考えさせる映画

『セッション (WHIPLASH)』 はアカデミー賞3部門を受賞したため、日本でも上映期間が延びた。 おかげでなんとか観られたのだが、ミュージシャンの間では早くから評判になっていたそうである。 (ジャズドラマー高坂照雄氏より) この映画を観た人の多くはスキンヘッドの鬼コーチ フレッチャーしか印象に残っていな…
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追悼 ミスタースポック

かつて『宇宙大作戦 (スタートレック)』でミスタースポックを演じていた レナード・ニモイ氏 が亡くなった。 ミスタースポックは、ドラマの顔ともいうべき存在だった。 『宇宙大作戦』は知らなくても、「耳のとがった宇宙人が出ていたドラマ」で通じることも多い。 宇宙大作戦 シーズン1 デジタル・リマスター版 [DVD]パラ…
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ストックホルムでワルツを

スウェーデン映画 『ストックホルムでワルツを (WALTZ FOR MONICA) 』 は、スウェーデンの歌手 モニカ・ゼタールンド(Monica Zetterlund) の生涯を描いたもの。 映画タイトルたちトルはもちろん名曲 Waltz for Debby からきている。 映画の予告編、はかなり映画の雰囲気を伝えていて、…
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ボンドレディと呼べ

007 新作 Spectre の制作記者発表会が先日あった。 長々とした講釈が続き、まずボンドカーの紹介、ようやくキャストが舞台に登場だ。 主役ボンド役の D.クレイグ は、大柄でなく見かけは労働者風。 この記者会見でもそんな感で、いつまで続くのかなーという感じ。 花を添える女優は "イタリアの至宝" M…
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おもしろいぞ『軍師官兵衛』

大河ドラマ 『軍師官兵衛』 がつまらないと以前の ブログ で書いた。 軍師官兵衛 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)NHK出版 2014-09-30 Amazonアソシエイト by しかし今となっては取り消さねばならない。 同番組の最近の充実ぶりは素晴らしい。 江口信長 などがいなくなって、雰囲気…
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映画『砂の器』は、豪華な2時間ドラマだった

『砂の器』は、日本映画史上に残る名作と言われている。 午前10時の映画祭 で上映していたので、ほぼ20年ぶりに大スクリーンで観た。 その結果、それほど感動しなかったのが意外だった。 <以下の記事にはネタバレが含まれている> 原作小説からかなり改変されている点は、作者公認の映画だからこの際よいだろう…
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ミュージカル映画2題

劇団四季やアナ雪ばかりがミュージカルではない。 最近観たミュージカル映画は、有名人がほとんど出ていないものの楽しめた。 Jersey Boys は、舞台の映画化で監督はなんと C.イーストウッド。 実在の歌手 Frankie Valli の半生を描くもので、彼と Four Seasons の音楽が散りばめられて…
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ショック、セルシーシアター閉館

千里中央というところは綺麗だが娯楽の少ない街だ。 奥様・子供のための習い事教室と学習塾ばかり多い。 週末には野外ステージにアイドルが来るが、普段は静かなもの。 大人のための娯楽施設はわずかにあるパチンコ店ぐらいか? 大阪の街中のような猥雑さの消失と代償に住民は清潔な町並みを手に入れたのであろう。 そんな千里…
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よくやった、光秀

大河ドラマの信長といえば『太閤記』での 高橋幸治 が名高い。 それに比して 『軍師官兵衛』 で江口洋介演じる信長は魅力に欠ける。 そんな信長、やっと本日の「本能寺の変」で消えてくれた。 なんでも、織田信長は歴史好きのサラリーマンには人気らしい。 「上司にしたい歴史上の人物」に選ばれていたのを見たこともある。 …
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『花子とアン』の主役は仲間由紀恵か?

吉高由里子主演の 朝ドラ が好調だそうだ。 すでに映画やドラマで充分な キャリア を持つ彼女、天然キャラでありながら結構扱いにくそう。 一見、上野樹里と同タイプを思わせる。 しかし上野がネクラな天然なのに対し、吉高は明るいのでお茶の間でも安心してみていられるのだろう。 このドラマは女性優位なので、野卑な男がわめき…
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