テーマ:映画・ドラマ

なぜ『なつぞら』が人気なのか?

NHK 朝ドラ 100作目 『なつぞら』が好調だという。 大河の 『いだてん』 とは真逆でうらやましい限りだ。 しかし、これがそんなにおもしろいドラマか? 「戦災孤児が田舎で育ち、やがて自分と家族を探しに東京へ」というのは良くあるパターン。 というより、朝ドラのステロタイプとすらいえるのでは? それで…
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私は『いだてん』支持者である

大河ドラマ 『いだてん』 が低視聴率だそうだ。 "クドカン"こと宮藤官九郎の脚本で、来たる東京オリンピックと絡めているのに気の毒な有様だ。 私は怖いもの見たさに観ているが、つまらないどころか冒険心ある作品で充分鑑賞に堪える。 ここ2回は、女子スポーツの振興とフェミニズムなど現代にも通じる物語。 例え…
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はじめて原作を越えた?『ねじれた家』

クリスティー原作の映画といえば、『ナイルに死す』や『オリエント急行』が代表作。 どちらも豪華キャストがウリだが、同時に弱点にもなっている。 「誰が犯人か?」がテーマだから、一人だけ有名俳優を出すわけにもいかない。 結果的に全体が賑やかになるが、各々は軽く扱われることになる顔見せ的な映画になる。 その点、新作 …
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大物の条件

学者の中でも時おり「ビジネスクラスでないと出張しない!」とわがままを言う輩がいる。 学会で予算が限られている場合、招待したい有名研究者にそう言われると主催者は困り果てる。 こういったわがままを言うのを、本ものの大物といえるのか? いわゆる大物俳優といえば 勝新太郎 の名前があげられる。 「乱」 の撮影中、黒澤…
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不思議な映画 ALPHA

アメリカ出張の ANA 機内で映画を観た。 なんといっても人気があるのは、『ジョニー・イングリッシュ』 。 おばかなスパイパロディだが、映像やキャストなど安っぽさはまったく無い。 エマ・トンプソン に オルガ・キュリレンコ と主役級が脇でまじめに演じている。 洋画エンターテイメントの底力を感じる。 …
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「ほぼ100分映画」 がいい

『セッション』 106分 『手紙は憶えている』 94分 『ドントブリーズ』 88分 『モンパルナスの灯』 108分 『エックスマキナ』 108分 これらは私が過去のブログで感想を書いた映画だ。 どれも100分前後の比較的短い作品である。 こうした映画を「ほぼ100分映画」と呼んでいる人が…
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演技派だって見かけが大事である

朝ドラ 『まんぷく』 開始早々、内田有紀演じる主人公の姉が死んだ。 日頃からダメドラマの特徴は、安易に人を死なすのとナレーションでごまかすことと思っている。 この日はそのどちらも両立させた神回か? 家族の苦悩にかぶせるナレーション「皆が悲しみに打ちのめされています」 見れば分かるっつーの! こういう…
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『英国総督 最後の家 (Viceroy's house)』 の絶妙さ

この映画は英国BBCの制作だが、安易に自画自賛しない英国らしさに溢れた良作だ。 (公式サイト) *映画を 100% 楽しみたければ、予告編を観ない方が良い 基本的には、第二次大戦後のインド独立の史実をもとにしている。 英国紳士である主人公 マウントバッテン卿 の行動も同様で、あまり捻りようがない気もする。 …
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巻き込まれサスペンスの帝王

2時間サスペンスの帝王といえば船越栄一郎。 これに対して「ハリウッド巻き込まれ型サスペンスの帝王」といえば リーアム・ニーソン を置いていない。 ニーソンはアカデミー作品『シンドラーのリスト』に主演し確固たる地位を築いた名優といっていいだろう。 (北)アイルランド、UK、USA のバックグラウンドでそれぞれ成功し、…
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『オリエント急行』 リメイク版は少し残念

クリスティは自作を映像化するのに消極的だった。 死後作成されたTV版の『ポアロシリーズ』『マープルシリーズ』は、数少ない成功作品だろう。 映画において唯一ではないかと思う成功作が 『オリエント急行殺人事件』(1974年) だった。 ポアロ役の名優アルバート・フィニーは見事にはまっていたが本作限り。 加…
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意外と志が高い?『ボブという名の猫』

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』 は、ヘロイン中毒のホームレスから人気作家になった原作者の経験を映画化した作品。 ある意味、ハリー・ポッター原作者より劇的な転身だろう。 原作と映画の最大にして唯一の功労者はボブという茶トラの猫だ(映画にも本猫出演)。 1日20時間寝ることもあるネコが首にひも…
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『ダウントン・アビー』 ついに完結 2/2

2)意外性がある脚本 英国といえば、シェイクスピアを生んだ「演劇の国」。 『ダウントン・アビー』 にも随所に脚本家の工夫がある。 『ダウントン・アビー』 の意外性の多くが、1)の「ファミリー存続」に関わっている。 いかに男子の後継者(親戚)を得るかが課題であり、利発な娘3人に恵まれた伯爵とて例外ではない。 …
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『ダウントン・アビー』 ついに完結 1/2

英国のTVドラマ『ダウントン・アビー (Downton Abbey)』 最終シーズンが地上波で完結した。 私は衛星放送が観られないので、今夜まさにフィナーレを知ったのである。 それにしても無駄に長い「最終回スペシャル」でなく、あっさりと終わったのが英国らしい。 (続編がいくらでも作れそうな気がする) さいわい…
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『美女と野獣』にマリアの姿を見た

公開中の ディズニー映画 『美女と野獣』 が好調のようだ。 原語版・吹き替え版両方を観たが「誰にも不快感を起こさず 80点を取る」というディズニーのポリシーを感じた。 一部で報道されたゲイ問題は些末であろう。 フェミニスト としても知られる主演 エマ・ワトソン の強い意志を示すかのような顎と眼は今風。 た…
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LA LA LAND の予告編にだまされて

LA LA LAND はアカデミー賞史上に残る14部門ノミネートの「大本命」だそうだ。 予告編の作り方も見事で、内容の美味しいところを巧くまとめている。 はっきりいって、作品自体より出来が良いだろう。 困ったことに、こういう映画は珍しくない。 なにより事前の情報で「絶賛の嵐」 期待するなという方が無理だ…
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予告編に気をつけろ

私は映画館で観る予告編が嫌いである。 以前はそうでもなかったが、最近のものはナレーション・演出が過剰で実にうるさい。 「泣ける映画」とやらの感動押し売りはたくさんだ。 それ以上にイカんのが「ネタばらし」を含んでいることだ。 これは、海外作品の予告編を日本用に制作したもので散見される。 最近では、以下…
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これが名画だ! 『アラバマ物語』

午前10時の映画祭 で 『アラバマ物語 (To Kill a Mockingbird)』 を観た。 アカデミー作品とはいえ、差別用語「ニグロ」を連発するため、現在アメリカでは上映が難しいという。 それはともかく、やはり名画という言葉が相応しい映画だろう。 主人公アティカスを演じたグレゴリー・ペック のアカデミー賞受…
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新年の怪作 『ドント・ブリーズ』

元旦は 『ミス・シェパード』 でしみじみしたが、2日は対照的な作品でどきどきの 90分を味わった。 『ドント・ブリーズ (Don't Breath)』 は、低予算ながら良くできたサスペンスだ。 しかし、予告編は多くを語りすぎており、観ることをお勧めしない。 特に YouTube 等にアップされた 2分を超す版は、…
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新年の快作 『ミス・シェパードをお手本に』

皆テレビがあまりにくだらないと悟ったか、正月の映画館は大繁盛だ。 忘れがちだが、元旦は毎月一日の「映画の日」でもある。 あいにくと今年は正月映画もいまいちだが、困ったときの シネリーブル である。 なんとなく目について観た映画が 『ミス・シェパードをお手本に (The Lady In The Van)』。 こ…
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なぜテレビは、つまらないのか?

『真田丸』 はじめ予定されていた放送が終了すると、各局は「年末特番」を放送し始める。 あらかじめ収録したであろう気の抜けたバラエティが中心だ。 なぜ日本のテレビ番組、特に民間放送は、こうもくだらなくつまらないのか? 先日抽選で当たって 勝間和代 の講演を聴いてきた。 大まかな内容は「財政破綻したこの国で、この…
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「君の名は。」 で感動できるか?

アニメ映画 「君の名は。」 が大ヒット中だそうだ。 観た人も概ね好意的で「老若男女を問わず受け入れられるストーリー」との評もあった。 そう言われても邦画(特にアニメ)に興味が持てない私にはピンとこないが、幸いタダで観る機会に恵まれた。 映画館でアニメを観たのは「ゴジラ vs. メカゴジラ」の併映「ハム太郎」以来だ(…
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悪魔的な 『モンパルナスの灯』

『モンパルナスの灯』 は、画家で彫刻家の モディリアニ の晩年(といっても30代半ば)を描いた映画だ。 子供のころテレビでやっていて観た記憶があったが、 映画館 で再会した印象はまるで違っていた。 モディが結核でアル中の天才画家というのは不変だが、周りの人物が巧く描かれており、その多くが実在だ。 やはり脇役が良くな…
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ブリジットよ、なぜもてる?

映画 『ブリジット・ジョーンズの日記』 の第3弾が公開されている。 『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』 である。 "Bridget Jones's Baby" というのが原題だからかなりの意訳だが珍しく成功か? カットされている日本版予告編よりも英語版の方がおもしろい。 予告編は…
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名作風駄作がまた一つ

最近公開された 『ある天文学者の恋文 (Correspondence)』 。 「ニューシネマパラダイス で知られるイタリアの名匠 J.トルナトーレが贈るこの秋の感動作!」とのこと。 予告編だけ観ると確かに良さそうな作品にみえるが、実はかなりの珍作だ。 (以下にネタバレが含まれる) 本作、ストーリー…
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『ハリーとトント』は、名画だったのか?

今年度の 午前10時の映画祭 には渋い映画がいくつか入っている 『ハリーとトント』 は、老人と動物を描くロードムービーであり、1970年代のアメリカを描いた社会派映画でもある。 主演の A. カーニー (Art Carney) はヨボヨボ老人の役だが、撮影時のまだ50代半ばであった。 音楽は、後にロッキーで有名にな…
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小さな力作 エクス・マキナ

エクス・マキナ (ex machina) は、イギリス中心のスタッフで撮られた SF映画。 昨今、人工知能 (AI) の学習能力が話題になるが、本作も無関係ではない。 U.N.C.L.E. の アリシア・ヴィキャンデル (Alicia Vikander) が美しい AI を演じる。 こちらの 批評 (というか感想)…
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映画は「オリジナル」が良いとは限らない

各地で 「ヴィスコンティと美しき男たち」 と題するシリーズを上映中だ。 『ルードヴィヒ』 は、「ヴィスコンティの秘蔵子」といわれた ヘルムート・バーガー (Helmut Berger) の主演だ。 ミュージカルでおなじみの従姉エリザベートは「最高の女優」 ロミー・シュナイダー (Romy Schneider) が演じる。…
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ようやく見つけた映画 『Pitch Black』

十数年前になるが、人に勧められて興味を覚えた映画があった。 よる年波か、ストーリーがうろ覚えなのが困ったもの。 不時着した宇宙船乗組員に襲いかかるエイリアンの群れ。 乗組員の一人が罪人だが頼りになる奴で、皆でその星からの生還を目指すといったものだった。 いかにも B級を予感させる内容だが、小説に限らず、こうした生…
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マリオン・コティヤール にはずれなし

マリオン・コティヤール (Marion Cotillard) は、ケルト人の血を引くフランスの女優。 少しエキゾチックな容姿だが、演技力も立派で、アカデミー主演女優賞はじめ数々の賞に輝いた。 フランスの文化勲章のようなのも貰っているので、30代にして日本における高倉健レベルの人と考えてさしつかえない。 最近は年に一つか…
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文句なく後悔、バットマン VS スーパーマン

私は C.ノーラン監督の 「ダークナイトシリーズ」 が気に入っている。 その延長上にあるらしい 「バットマン VS スーパーマン」。 予告編を観て少し期待していた、 一方、公開されてそれほど日が経っていないにも関わらず、大阪ステーションシネマでは小型の第7スクリーンで、しかも一日たった 2回の上映である。 …
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