回転寿司の最高峰

料理には二つの要素があって、料(素材)と理(調理)だそうである。

この二つは相反する要素があるようで、パリや京都のような内陸の都会では高度な料理法が生まれた。

逆説的には、新鮮な素材が手に入れば凝った料理法は必要ないともいえる。

日本ではその典型が北海道だそうで、素材は最高だが料理人の腕はいまいちという。

私は必ずしも同意できないが、京料理のような和食店は確かに少ない。


反対に旨いのが寿司で、回転寿司も概ねハイレベルだ。

もちろん寿司屋にも技術は必要で、札幌には 金寿司 のような昔気質の名店も存在する。

(いまだに店のウェブサイトなしの頑固さ)


一方で、回転寿司に必要なのは細かい技術より新鮮なネタと気前良さ。

根室花まる は、最近東京にも出店した寿司屋チェーン店で、 回らない店舗 もある。

地元民には 「札幌駅の上で行列している寿司屋」で通じるだろう。

私は行列嫌いで長らく行かなかったが、その合理的システムを理解すれば比較的ストレスなしでありつける。

まず食べたい時間の1時間前に行き、名前と携帯番号を登録する。

ここでは50組待ちはざらだが、順番が近くなると携帯に電話がかかってくる。

これに対して、3を押すと行きます、7を押すとキャンセルなのだ。

直接電話でキャンセルを伝えなくてすむ点が画期的かつ思いやり。


そうして入ったこの店には決して裏切られないだろう。

新鮮さはもちろん、北海道の寿司特有で、安いのに江戸前よりネタ・シャリとも大き目だ。

画像



アラ汁を勧めるのも魚を自らさばき握っている証拠。

機会握りで箸でつまむとばらばらになる関西の某チェーン店とはまるで違う。

(そんな店ばかりではないだろうが)


海外からお客が来ると気難しそうな職人オヤジが握る高級寿司店に連れて行きツウを気取る者もいる。

(前述の金寿司はそんなところではない)

しかし独自の顧客管理で高レベルの味・サービスを実現しているこうした店こそ、日本を代表する飲食産業と思う。


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