『オペラ座の怪人』 その後

『オペラ座の怪人 (The Phantom of the Opera)』 といえば、大ヒットしたミュージカル。

作曲者 ロイド=ウェバー監督による映画も上出来だった。


この作品の後日談があることを知ったのはわりと最近だ。

それが、ミュージカル 『ラブ・ネバー・ダイ (Love Never Dies)』 だ。

UK初演が2010年(日本では2014年)だから、新しいミュージカルには違いない。


名作の後日談といえば、『風と共に去りぬ』の他人による続編『スカーレット』が思い出される。

これは歴史的駄作で途中で読むのを放棄した数少ない本だった。


『ラブ・ネバー・ダイ』の作曲はロイド=ウェッバーだが、神がかった前作ほどの魅力はやはりない。

日生劇場での公演 では、冒頭で石丸幹二演じるファントムの朗々たる歌が最大の聴きもの。

残りの音楽は付け足しのようなものといったら言い過ぎだが、後はストーリー中心となる。

それだけに脚本は相当考えて書かれており、音楽的な欠点を補っている。


前作のパリオペラ座の壮大な地下空間といった華麗な舞台とは違う。

ニューヨークの地下劇場のようなところが中心で、音楽も退廃的な雰囲気を漂わせる。

どこか 『シカゴ』 風でもある。


よくある愛憎劇といえばそうかもしれないが、大人の事情も絡んだストーリー。

私は予備知識なしで観たので、より楽しめたと思う。

実際、意外な展開があるので、Wikipedia 等によるネタバレには注意だ。


映画でイケメン貴族だったラウルは、ただのアル中のおっさんになっており情けない。

しかし、これも伏線になっており、最後には夫と父親として意地を見せる。


出番が多い子役は重要だが、見た目も歌も演技も素晴らしく感心した。

学校じゃさぞかしもてるだろう。


主役以外もかなり豪華キャストな演技陣。

なぜか終わって耳に残るのは、かつての宝塚の男役スター鳳蘭演じるマダム・ジリーだ。

前半フィナーレは野太い声で大迫力!

なんだか素人のど自慢の熱唱のようだった。


天海祐希も20年たったら、ああいう風になるのだろうか?

余計な心配をしてしまう。







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