大物の条件
学者の中でも時おり「ビジネスクラスでないと出張しない!」とわがままを言う輩がいる。
学会で予算が限られている場合、招待したい有名研究者にそう言われると主催者は困り果てる。
こういったわがままを言うのを、本ものの大物といえるのか?
いわゆる大物俳優といえば 勝新太郎 の名前があげられる。
「乱」 の撮影中、黒澤明に「監督は二人もいらん!」と怒らせて降板したのは有名だ。
三船俊郎も大物俳優だが、若い頃から黒澤に使ってもらったという経緯がある。
その勝新がインタビューで大物俳優の条件を聞かれたときの答がふるっている。
「そりゃあ、高いギャラをもらえるってことだ」
その後、
「だけど、おれはやりたければノーギャラでもやるよ」
うーむ、かっこいい。。
一言でいうなら、「やりたい仕事を選べるのが大物」ということになる。
もちろん、芸能界という人気商売の成功者だからこうした台詞が出てくる。
「タダで話す」と有名科学者(ex. 山中伸弥さん)が言ったら、たちまち本業がお留守になるだろう。
ただ、どんな分野でもビジネスクラスでないことだけで仕事を断る者からは小者感が漂ってくる。
一方で、勝新にノーギャラで仕事を依頼する者がいたと思えないのも事実だ。
学会で予算が限られている場合、招待したい有名研究者にそう言われると主催者は困り果てる。
こういったわがままを言うのを、本ものの大物といえるのか?
いわゆる大物俳優といえば 勝新太郎 の名前があげられる。
「乱」 の撮影中、黒澤明に「監督は二人もいらん!」と怒らせて降板したのは有名だ。
三船俊郎も大物俳優だが、若い頃から黒澤に使ってもらったという経緯がある。
その勝新がインタビューで大物俳優の条件を聞かれたときの答がふるっている。
「そりゃあ、高いギャラをもらえるってことだ」
その後、
「だけど、おれはやりたければノーギャラでもやるよ」
うーむ、かっこいい。。
一言でいうなら、「やりたい仕事を選べるのが大物」ということになる。
もちろん、芸能界という人気商売の成功者だからこうした台詞が出てくる。
「タダで話す」と有名科学者(ex. 山中伸弥さん)が言ったら、たちまち本業がお留守になるだろう。
ただ、どんな分野でもビジネスクラスでないことだけで仕事を断る者からは小者感が漂ってくる。
一方で、勝新にノーギャラで仕事を依頼する者がいたと思えないのも事実だ。
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